慶應SFC総合政策・環境情報学部合格体験記 かなさんの場合

<お名前>

かな

<プロフィール>

神奈川県私立女子校(中高一貫S学園)卒、一浪
予備校は私立文系専門の塾に通っていました。

<受験形態・合格年度>

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策・環境情報学部
合格年度 = 2014

<予想得点>

(総合政策学部)

英語得点 = 6割
数学得点 = 7.5 割

(環境情報学部)

英語得点2 = 7・5割
数学得点2 = 6.5割
(センター参考)

英語190点

<併願校>

明治学院大学
学習院大学
立教大学
青山学院大学
国際基督教大学
青山学院大学

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

慶應義塾大学に入学するのが目標でした。 現役のときはセンター英語190点、SFCは環境情報学部と総合政策学部の両方受けましたが不合格でした。慶應義塾大学の中でも世界史が試験科目に含まれていないので、世界史な苦手な私には相性が良いと思い、対策を万全にしてもう一度受けようと思いました。
<慶応SFCへの期待>

文理融合の学部なので、学問の枠を越えて、様々な角度から物事を考察し問題解決に導いていけるいうな能力を養えるようになりたいです。

-入試対策-

<英語>

FCの英語は慶應の中でも特に文が長く、単語の難易度も高いです。 しかし回答時間が長く7割取れれば合格圏なので、落ち着いて得点できるところでを確実に落とさないようにしようとおもいました。 特に私は、速く読んで見直しの時間を多く残しておくこと、分からない単語が出てきても推測で答えを導けるようにすることを目指しました。 私は単語・文法問題よりも読解問題のほうが得意なので、SFCの問題の30題である単語・文法でミスしても、それをカバーできるぐらい読解問題で得点しようと思っていました。 また見直しの時間はなるべく多い方が良いので、一度目は分からない単語や構文があっても、文全体のポイントになると思ったところ以外は全てとばし、文全体を理解しようとしました。 時間は、大問2つで50分〜70分ぐらいで解くようにしていました。 その際、二度目に読むときには注意して読もうと思ったところ( もう少し理解した方が良いと思ったところ)に線を引くなどチェックしながら読み進め、見直しがより楽になるようにしていました。 SFCの問題は慣れでどんどん解けるようになります。

<小論文>

私はSFCの小論文に特別な対策はしませんでしたが、併願した慶應文学部や経済学部の小論文に向けた対策が非常に役に立ったと思っています。 テーマやアプローチの仕方は違っても小論文を書く上でのルール(意見、例、まとめなどの文構造)は同じなので、そこを外さずに書く練習することが大事だと思います。また、私はより説得力のある文章を書く、ということを心がけていましたが、他学部や他大学の英作文の対策が役に立ちました。 まだ慣れていないうちは時間をかけてもいいので、自分の書いた文を読み直し、反論や指摘されるとしたらどの点か想像したり、どこが説得力に欠けるかを考えながら書き直し、使えそうな例など思いついたらどんどんメモして、次に書くときの材料にしていました。 試験の2、3日前から赤本でSFCの小論文を読み、頭の中で回答を作成し答えと照らし合わせていました。時間をかけたくなかったので紙に書くなどはせず、解答と解説を読んで、より良くするには何が必要だったかなど考えていました。

<その他受験に関するアドバイス>

英語は一日でもやらない日があると長文を読むのが遅くなったりするので時間がなくても長文一題は毎日解くことを勧めます。 あとは専門的な英単語をリンガメタリカなど使って知っておくと、馴染みのない分野の英文が出て来た時に役立つと思います。 英語の試験前はいつも英語で書かれたニュースサイトの文を読んだり、英語のスピーチを聴いていました。

<最後に一言>

自分に一番合った作戦を練って、たくさん練習して下さい。 常に過去最高点を取ることを目指してください。 私は総合政策学部の試験当日、時計を忘れてしまい、試験会場にも時計がなかったので焦りましたが、いつも通りに解けば見直ししても時間に余裕ができるから、落ち着いて解こうと思い解きました。 結果、環境情報学部、総合政策学部、どちらも合格することができました。 普段からできるだけ緊張感を持って過去問演習を頑張ってください。 この体験記が皆さんの勉強に役立てば嬉しいです。 最後まで頑張ってください!