慶應SFC総合政策学部・環境情報学部合格体験記 abcdeさんの場合

<お名前>

abcde

<プロフィール>

地方の県立高校卒の浪人生
クラシック音楽と読書が好きです。

<受験形態・合格年度>

・2014年度入試

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策・環境情報学部

<予想得点>

(総合政策学部)

英語得点 = 8割強
小論文得点 = 不明(手応えはありました)

(環境情報学部)

英語得点 = 7割強
小論文得点 = 不明(総合政策よりは手応えがありませんでした)

<併願校>

獨協 英語学科
青山学院 英米文学科

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

他大学のAOに落ちたときに予備校の先生に勧めてもらって知りました。
はじめは英語と小論文だけで受けられるなら受けてみようという軽い気持ちでしたが、慶應義塾大学出版会が出している「collaboration!」という本を読んでからは、ここに行きたい!!という気持ちが強くなりました。(もともとICUに憧れがあったので、好み?として近かったとも言えます)

<慶応SFCへの期待>

個性的な学生・教員との出会い
充実した図書館

-入試対策-

<英語>

使った教材は以下の通りです。

・toefl reading
・速読英単語 上級編
・英検準1級 でる準パス単
・Lingua-Metallica

toeflの勉強をしていたので、SFCの問題に対してあまり抵抗はありませんでした。
単語は知っているだけで得点になることもあるので、知っていればいるだけ有利になると思います。
しかし、意味を知っていることよりもその単語のイメージを漠然ともっていることの方が重要です(文章を読む中で推測・選択しやすくなるので)。
過去問は1月に入ってから解き始めました。
時間をかけて精密にやるというよりは、短時間でざくざく解いて、知らない単語をチェックしていました。
英文の題材も面白かったので、読み物として楽しめました。
高得点をとろうと思うと英語ノイローゼになりそうですが、面白い本を読んでいると考えれば精神衛生上よいです。

<小論文>

読んだ本は以下の通りです。

・小論文を学ぶ 知の構築のために
・「科学的思考」のレッスン 学校で教えてくれないサイエンス
・創発する社会 
・総合政策学
・Collaboration!
・ソーシャルデザイン 社会をつくるグッドアイデア集
・知らないと恥をかく世界の大問題

初めてSFCの小論文を見たときは、何を書けばいいのか全く分からず途方にくれそうになりましたが、私の場合は読書と想像でどうにかなりました。
12月〜1月中旬までは上記の本を読み、SFCがどんなところなのかという理解に努め、それ以降はKEIOSFC.COMの小論文対策講座などで過去問を解きました。
本を読み、KEIOSFC.COMの小論文対策講座などでSFC合格者の答案を見てみると、何度も共通して出てくる言葉(概念)があります。
その言葉を核にして資料を見てアイディアや構想を練ればSFCの小論文は書きやすいと思います。
「発明しなさい」「新しい○○を考案しなさい」タイプに関しては、自分の得意分野にもっていって話ができれば強いと思います。

<その他受験に関するアドバイス>

試験会場では勉強をしませんでした。
ずっとぼーっとしていたのがリラックスに繋がったかなと思います。
ただ時間配分だけは解く前に決めておくのをお勧めします。

SFCの試験対策としては、がつがつ知識を詰め込むよりも楽しむことの方が有効な気がします。

英語も小論文もワクワク解くのがいいです。

<最後に一言>

私は帰国子女でもないし、高校時代は政治経済含むたくさんの科目で赤点をとったし、インターネットで遊ぶのが大好きな怠け者で、SFCを受けることを決めたのも12月でしたが、なんとか合格できました。
SFCの合格は、偏差値でも総努力量でもなく、SFCに対する適切な理解と試験を楽しむことによって得られるのではないかなと思います。
是非たのしんでください。