慶應SFC環境情報学部合格体験記 juliaさんの場合

<お名前>

julia

<プロフィール>

ノートルダム清心高校出身
ピアノをひくこと、散歩、読書が趣味です。

<受験形態・合格年度>

一般入試・2013年度入試合格

受験学部 = 総合政策学部
合格学部 = 総合政策学部

<予想得点>

英語得点 = 6割
小論文得点 = 8割

<併願校>

一橋大学商学部
国際基督教大学アーツ・サイエンス学科(センター方式)
早稲田大学文学部
津田塾大学学芸学部英文学科(センター方式)

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

私がSFCを知ったのは、2012年9月のことでした。国立大学を第一志望としており、併願校として私立はどの学校を受けようか考えていた時でした。通っていた塾の先生から勧められて、どのような学部なのか調べたところ、自分の方向性や適性に合っていると感じました。
特に文理融合といった特徴や、自由に学問を学べる環境に興味を持ちました。

<慶応SFCへの期待>

問題発見・解決のプロセスを多様な視点からアプローチするという姿勢を学び、自らの主体性・行動力を高めたいと思います。

-入試対策-

<英語>

私の場合国立大学が第一志望で、またセンター出願の私立もあったため、センター試験で高得点を取る必要がありました。そのため私立の対策にそこまで時間をかけられないと感じ、センターの英語対策としてSFCの過去問をやることにしました。実際あの長文に慣れることによってセンター対策のみならず国立対策にもなりました。
やり方としては、きっちり2時間の制限を守り解いた後答え合わせをします。そして長文の中で知らない単語にマーカーをして後日一文ずつ訳を確認するという方法をとっていました。結局単語が一番重要だと気づき、難しい単語を覚えるため「京大学術語彙データベース基本英単語1110」という単語集を塾の先生から勧められ使っていました。この単語集は京都大学の教授らが大学生に知っておいて欲しいと感じている単語を集めたもので、実際多くの単語がSFCの長文の中に出てきていました。

<小論文>

私は今まで小論文等を書いた経験が無かったのですが、昔から文を書くのは大好きでした。また、総合政策学部の小論文は資料を読み取るという大事な要素も必要とされ、国語が得意なのでその点は良かったと思います。もし国語が得意ならば、後は政治的・経済的知識を学んで設問要求を満たす解答を心がければいいと思います。私は新聞を読むのが日課だったので、背景知識はそこから得ていました。また、小論文を解く中で知らなかったことは本で調べたりしていました。しかし、結構資料から比較・検討させる問題もあるので、やり方的には早く資料を読んで構想を練るのを第一に優先していました。
国語が苦手な人は、まずあの長い資料文に慣れることが第一だと思います。そして、とにかく自分の意見を書くことです。自分の意見を書くという作業に慣れることが一番重要だと思います。その後解答などを見て、足りない知識を得たり意識的に新聞や関連する本を読むといいと思います。
知識はある方がよいとは思いますが、大事なのは自分がどういう意見を持っているのか人に伝えるプレゼン能力を高めることだと思います。そのためには、本や新聞を読むときに自分ならどうするかということを意識することです。それがSFCの問題発見・解決のアプローチにつながると私は思います。

<最後に一言>

私は英語の過去問を5年分しか解いていませんでした。またBUCHOさんのお世話になって計8年分の小論文を書きました。試験では英語の第二問が自分にとっては難しく感じ、また小論文の傾向が変わり1500字を一気に書かせる大問が出ました。
私は特にSFCに時間をかけず他の勉強と並行しながらしか対策できませんでしたが、なんとか合格できました。つまり結局自分の意思次第だということです。私はSFCの環境に惹かれ、またSFCの問題を解くのが楽しく思っていました。皆さんも、最後まで諦めず時に問題と格闘しながら楽しんで受験を乗り越えていってください。