慶應SFC環境情報学部合格体験記 しかまるさんの場合

<お名前>

しかまる

<プロフィール>

奈良県の公立進学校出身です。
部活はハンドボール部で、3年夏引退でした。
文理選択は理系、物理・化学選択でした。
慶応マリンヨットクラブという江ノ島片瀬海岸でマリンスポーツをするサークルに所属しています。
現在は蟹江憲史研究室で、国連SDGs(持続可能な開発目標)を2020年に東京で開催されるオリンピックでどう活かせるかを研究しています

<受験形態・合格年度>

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 環境情報学部
合格年度 = 2018

<予想得点>

(環境情報)

英語得点2 = 7割
小論文得点2 = 6割

<併願校>

・慶應義塾大学 総合政策学部
・大阪市立大学 工学部
・関西大学 システム理工学部
・関西大学 経済学部

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

僕自身は慶應SFCが第一志望ではなく、地元国公立大学が第一志望でした。
英語が得意な反面、数学の成績が伸び悩んでいたため、英語が活かせる受験校は無いかと探していたのがきっかけです。
高校や予備校などでは、慶応SFCのことについて詳しい人はおらず、情報収集から対策まで自分で考えました。
もともとモバイルインターネットに興味があり、その研究ができる学部を探した結果、慶応SFCを受験することにしました。

<慶応SFCへの期待>

SFCのキャンパスライフはとても楽しい反面、「主体性」が常に問われます。
高校までのように、与えられるばかりの生活でなく、何事も自分の意思で動きます。
いい意味でも悪い意味でも「自由」で、それを活かすかは自分次第です。
また、最寄駅の湘南台駅からキャンパスまではバスで10分程度、自転車だと15分程度かかります。
何度か徒歩で通ったこともありますが、50分程度かかりました・・・。
なので、立地がいいとは言えないでしょう。ただし、「慶応大学行き」バスの本数はかなり多いです。
立地の問題はありますが、学習環境など総合的にみてとても魅力的な大学だと思っています。

-入試対策-

<英語>

超長文でかつ学術的な内容の文章が出題されます。内容はかなり難しいですが、単語力・文法力があれば読み進めることができます。僕が受験した2016年度は、ロボットやAIなどについての文章が出題されたため、事前に知識がある人はスムーズに読み進めることができたのではと思います。単語対策は鉄緑会の東大英単語、文法対策はVINTAGEを利用していました。

<小論文>

高校の国語の担当教諭とマンツーマンで、過去問の添削を実施していました。
文章の構成にまとまりが出るように、自分の意見が伝わるように記述していくことがコツです。
「採点する人に伝わりやすい」文章を書けるようになることが重要です。

<その他受験に関するアドバイス>

受験は「この大学に行きたい!」という気持ちと、「行くためにはどうするか?」を考えることが重要です。受験校にも第一志望・第二志望とあるでしょうが、受験校全てに「行きたい理由」を持っておかないと後悔します。僕自身は慶應SFCが第一志望ではなく、地元国公立大学が第一志望でした。残念ながら第一志望には落ちてしまったのですが、SFCにも行きたかったので結果としてよかったと思います。

<最後に一言>

受験勉強をしていく上で大変なこと、ストレスがたまること、落ち込むこともあるかと思います。
僕自身の経験から、ストレスがたまると勉強の効率が驚くほど落ちます。
友人と食事をする、趣味をすることは受験生であっても大切なことです。
四六時中勉強する必要はないので、しっかりと睡眠や食事、余暇をとるようにしましょう。
ぜひ頑張ってください!