慶應SFC環境情報学部合格体験記 しゃみせんさんの場合

<お名前>

しゃみせん

<プロフィール>

栃木県の自称進学校

<受験形態・合格年度>

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 環境情報学部
合格年度 = 2016

<予想得点>

総合政策学部
情報得点 = 9割
小論文得点 = 4割

環境情報学部
情報得点 = 9割
小論文得点 = 6割

(センター得点参考)

全体で6割。
模試でも取ったことの無いような点数です…(泣)

<併願校>

[一般]
理科大経営学部ビジネスエコノミクス学科 ×
千葉工大経営情報科学科 ○

センター利用
理科大経営学部ビジネスエコノミクス学科 ×
法政大理工学部経営システム工 ×
東京都市大学工学部経営システム工学科 ×

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

高校の進路資料に「情報が一般入試科目になる」という小見出しでSFCが取り上げられていたのがSFCとの出会いです。
大学選択は、情報技術と経営を同時に学び、その両方を組み合わせた研究をしたいと考えていました。
そこで様々な大学を調べていたところ、経営工学という学問に出会いました。併願校もその関係の学科を選んでいます。
しかし、様々な経営工学系の大学のカリキュラムを見ていると、講義の内容に幅があることが分かりました。経営要素が薄く、工学ばかりだったり、経営が濃くても情報がほとんど無かったりという具合です。
そうすると、本当に自分が学びたいのはなんだろう?という疑問に直面しました。経営なのか、情報なのか、工学なのか。これを選べないと大学も選択できません。
SFCはそのようなことを大学に入学してから悩めるというところに魅力を感じました。

<慶応SFCへの期待>

SFCで幅広い分野を学ぶことで、様々なことに興味を持ち、"本当に自分がやりたいこと"を見つけることができたらなと思っています。

-入試対策-

<情報>

情報は英語や数学と違って机に向かって勉強するのは難しいです。
一番試験で役に立ったのは、自分でサーバを立てたことですね(笑)
情報で試験を受けようと思っている人はぜひサーバを自分の手で立ててみてください。ネットの仕組みはこうなっているんだなというのが理解できると思います。
法律に関する問題は、情報の教科書をしっかり読むのはもちろんですが、教科書が発行された後にできた法律も出題されていたので、常に情報関連の法律に関してアンテナを張っておくといいです。
2進数の扱いはきちんと覚えました。補数表現でマイナスを付け忘れるという悔しいミスをしてしまいましたので2進数絡みは慎重に処理をしましょう。

<小論文>

総合政策も環境情報も10年分解きました。実は小論文の対策をし始めたのがセンター後なので、ひたすら解くということで手一杯でした。解いたものを高校の先生に添削してもらいました。期間が短かったので点数もいまいちでした。やはり、対策は早めに始めた方がいいですね。

<その他受験に関するアドバイス>

SFCにはあまり関係がないですが、センター試験で転ばないことです。国立大学はかなりランクを下げることを強いられてしまいました。それならSFCに進学したいと考え始めて焦って小論文対策をし始めたので、最悪の事態は常に想定して早めに行動した方がいいと思います。

<最後に一言>

なんだか情報だけで合格してしまった感がぬぐえないですが、情報もきちんと対策ができれば高得点を取るのは英数よりも簡単だと思います。
ただ、情報もここまで出すのか!という問題が出てきたので(環境情報のDNS逆引き)、その時は落ち着いて文章からヒントを得ましょう。情報は基本的な考え方の組み合わせで出来ているので、そこから答えを導けると思います。