慶應SFC環境情報学部合格体験記 Michelleさんの場合

<お名前>
Michelle

<プロフィール>
出身高校 筑附
趣味 フルート&サイクリング
<受験形態・合格年度>
一般入試(センターなし)・2011年度入試合格

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策学部

<予想得点>

総合政策学部
英語得点 = 約6・5割
小論文得点 = 約9割
環境情報学部

英語得点 = 約7割
小論文得点 = 約6割

<併願校>
青山学院 社会情報
日本女子 家政
早稲田 国際教養

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

仲の良かった先輩が最高の学部と言っていたのを思いだして受験を決意しました。
<慶応SFCへの期待>

SFCでは始めから与えられた科目を履修するのではなく自分の研究テーマから自分で科目を選択できるのでいまからワクワクです。また文系理系にとらわれず様々な学問を学ぶことで複雑系社会に挑戦する人材育成といった学部のコンセプトも魅力のひとつです。

-入試対策-

<英語>

とにかく単語帳や文法書などはいっさい使用せず洋書や英字新聞で英文に慣れることを心がけました。始めはハリーポッターなど一度日本語で読んだことのある作品からスタートして
ダビンチコードやラブリーボーンなどあらすじもよくわからない作品にもチャレンジしました。そのかいあってか7月の終わりには34だった英語の偏差値が9月には一気に66までアップすることができました。過去問も両学部7年間分ときましたが最終的にはとにかく英文をたくさん読むことを重要視していました。確かに文法や単語も大切だけど慶應の入試にはほとんど出題されないためどれだけ英語に慣れるかが勝敗をわけると考えていたからです。

<小論文>

2カ月間だけ予備校の小論対策に通っていました。もともと文章を書くことは好きだったためそこまで苦ではありませんでした。やはりSFCとはどのような学部なのか、又自分はそこで
何を学びたいのかを明確に意識することが大切なんだなあ とつくづく感じました。予備校の先生いはくSFCの小論文はその個人がどれだけSFCに適しているかを見極める適正テストらしいです。

<その他受験に関するアドバイス>
私は偏差値34というどん底のところからのスタートでしたし勉強のやり方も正直要領が良かったわけではありません。それに早慶はもちろんのことGMARCHやそれより偏差値が低い大学も全て不合格だったため本気で浪人覚悟でした。なおかつ当日 英語の試験も失敗してしまったため何の期待も抱いていませんでした。それでもどういうわけか合格できました。第1志望に行きたいという気持ちと何がなんでもやり通すというガッツがなによりも重要だと思います。
<追記>

<洋書を読むときに心がけていたこと>

ダヴィンチコードは難しかったため何度も日本語で読んだことのあるハリーポッターから読み始めました。始めのうちはとにかくあらすじをつかむことを努力しました。そして二回目にハリーポッターの英語版を読む時には単語を重視してわからない単語があれば調べてノートに書いていきマイ単語帳をつくりました。その単語帳を繰り返し覚えることで、未知の単語をできるだけへらすよう努力しました。繰り返しそのようなことをやることでまた並行して英字新聞も読んでいたため ダヴィンチコードなど難解な小説もなんとか読めるレベルまですすめことができました。しかしダヴィンチコードも別に一字一句全てを理解していたわけではなく大体の流れや あらすじなどが読み取れることを意識していました。

<総合政策と環境情報の合否の違い>

やはり小論文だと思います。
総合政策の方は自分の中で考えを纏めて自信を持って書くことができました。一方 環境情報の方は全くわからず最終的には用紙の3分の1があまってしまいました

<小論文で書いた内容>

総合政策の小論文は良い日本とは何かというような問いだったためSFCの理念でもある複雑系の社会に対応していくためには行政、市民、経済の全てが協力できる世の中をつくることが不可欠だというような内容を書いた気がします。

<最後に一言>

ホントに受験は集中力と精神力とガッツだと思います。たしかにつらいけど何かやるべきことがあるということは本当に素晴らしいことです。最後には思いもよらないハッピーエンドが待ち受けていると信じて頑張ってください。