慶應SFC環境情報学部合格体験記 antonioさんの場合

<お名前>

antonio

<プロフィール>

都立校から都内私立大学に進学し、一年間仮面浪人をしていました。

高校ではサッカー部に所属していました。

<受験形態・合格年度>

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策・環境情報学部
合格年度 = 2014

<予想得点>

(総合政策学部)

英語得点 = 7割
小論文得点 = 予想6割
(環境情報学部)

英語得点 = 7割
小論文得点 = 予想6割

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

SFCに入学した友人の話を聞くうちに、SFCの環境(設備、講義、教授など)に惹かれ、もう一度受験をすることを決意した。
<慶応SFCへの期待>

他大学よりも「社会を良くしたい」など熱意を持つ人が多いとよく聞くので、そういった人達と関わって自分を高めていきたい。

-入試対策-

<英語>

SFC対策として、語彙、背景知識、読解力を重点的に行いました。
これらを対策する上で役立ったのはリンガメタリカとテーマ別英単語 ACADEMICという参考書です。これらの参考書は語彙、背景知識、読解力を一気に対策でき、なおかつSFCの英文のように専門的な英文が読めるのでとても役立ちました。また過去問は両学部10年分やりました。

<小論文>

小論文対策は一年間時間があったので、いろいろな対策を試しました。

その中でも特に試験本番で役に立った対策はSFCに関する情報の研究です。例えば、ホームページやパンフレット、SFC FORUMの動画、教授のインタビュー記事など、様々なSFCに関連する情報を分析し、まとめていました。SFCの小論文のテーマはSFCの研究領域から出題されることが多いので重点的にそのテーマをwebで調べるなどしていました。

SFCに関して研究し、どんな生徒を求めているか理解しておくことは対策として有用だと思います。

<その他受験に関するアドバイス>
全般的な勉強法としては「失敗を分析する」ということが重要だと思います。私は現役時に受験に失敗していたため、もう一度受験をするにあたり、まずはなぜ失敗したか、また、もう一度失敗しないようにするにはどうすべきか入念に分析していました。例えば現役時は不安からか多くの参考書に手を出してしまい、結果として成績に結びついていなかったということがあったため、再受験時にはこれを改善し、本当に自分に必要な参考書だけを繰り返し行うという勉強法に切り替えるなどしていました。

<最後に一言>

確かに受験は人生を左右する大きな出来事で失敗することは怖いし、不安だと思います。
しかし、たとえ失敗しても私のようにまたやり直すこともできるし、失敗して歩んだ道が逆に将来良い道だったなんてこともあるし、自分次第でどうにでも出来ると思います。そのため、あまり気張らずにメリハリをつけ楽しんで受験生活を送ってほしいです。

<追加の質問>

1.前大学と比較で、SFCに入学された感想を教えて下さい。

前大学と比べてSFCは学生や教授におもしろく意欲が高い人が多い印象を受けます。
そのため毎日のコミュニケーションの中で新たな発見や視点を見つけられとても刺激
的です。またワークショップやプレゼンなど、座学だけでなく自分が積極的に参加で
きる授業が多くおもしろいです。しかし、その分自分が積極的に活動しなきゃ何も得
られないということはよく言われます。あと他言語を話せる人が多いです。自分が知
り合った中でも、伊、独、仏、英、中、韓などの言語を話せる人がいます。

2.Z会のAcademicは様々な種類が出ていますが、どの本で勉強されましたか?

Academicには人文・社会科学編(中級・上級)、自然科学編(中級・上級)の4冊が
あるのですが、私は主に人文、自然科学の中級を3周ずつやりこみました。上級の方
は時間がなかったので背景知識のとこだけ3周ほど読み込みました。