慶應SFC総合政策学部学部合格体験記 Kyanaさんの場合
<お名前>
Kyana
<プロフィール>
九州の公立進学校に通っていました。
部活は、加入しておらず習い事を2つしていました (英語・ダンス)。
<受験形態・合格年度>
受験学部 = 総合政策学部
合格学部 = 総合政策学部
合格年度 = 2014
<予想得点>
(総合政策)
受験科目 = 英語
英語得点 = 7割
小論文得点 = ?(問3が効いたと思う)
(センター参考)
英語=8割
国語=5-6割
世界史=8割
<併願校>
早稲田(国際教養学部)
<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>
私はもともと早稲田の国際教養学部が第一志望でした。SFCを選んだ理由は得意な英語で勝負できるということと、最近評判がよく、私の周りでも話題になっている学部だったので挑戦してみようと思いました。
<慶応SFCへの期待>
一つの専門に縛られることなく、カリキュラムが自由で自分の好きなことを学べること。また、言語コミュニケーションという授業の中で自分の興味のある言語がいくらでも学べるということです。また、有名な教授の方が多数いらっしゃるということで、おもしろい授業が多いと聞きました。
-入試対策-
<英語>
私は英語を一番得意科目にしていたので、英語で勝負しようと思っていました。
もともと第一志望だった早稲田の国際教養学部は英語が一番配点が高く、リーディングはもとろん、リスニング・ライティングもあり総合的な英語力が必要だと考えていました。
そこでまず英語力をあげるために必要なことは、文法力だと思います。私が高1から通っている英語塾の先生がおっしゃっていたことですが、「まずは文法力!」です。
私は学校で配布された文法の参考書を繰り返しやっていました。文法の参考書は一冊で良いと思います。それを繰り返しやることです。文法を覚えれば、英文の構造がわかるようになり、もし途中でわからない単語があっても、ある程度の意味を予想できます。
それから、SFCで出る単語は難易度が高いものもあります。私は単語帳は3冊やりました。まずは一番レベルの低いものから、そしてどんどんレベルをあげていき、最終的には「キクタン」の12000までやりました。さすがにそれは全部覚えられませんでしたが、6000くらいは最低でも覚えておいた方が良いと思います。
私がおすすめする勉強法は音読です。けれど、ネイティブ並の発音で行ってください。
発音は電子辞書などで、確認しながら。そして、ただ音読するのではなく、英文を音読しながら頭の中で日本語にする、という感じです。日本語というか、自分の頭で意味が理解出来れば良いと思います。英語は短期間では伸びませんが、地道に毎日やっていくことで必ず向上します。頑張ってください!
<小論文>
実は、私が本格的に小論文の対策を行ってのは早稲田の試験後、つまり1週間くらいです。なので。アドバイスをする立場ではないのですが、自分がやったことを書きます。
まず、学校の小論文担当の先生に頂いた資料を丁寧に何度も読みました。
その資料というのは、SFCの過去問と解答例が何通りか、それと解説が少し載っていました。あと1週間しかないのですから、対策の方法を考える時間もなく、とにかく過去問の解答例を見ながら、解答の仕方や言葉の使い方などを覚えました。そして、解答をそのまま写して書きました。これがどのくらいの成果があったのかは何とも言えませんが…
また、担当の先生には最近の社会問題について、多方面の専門家が言及している資料をもらい、それぞれの専門の観点からの意見を確認しました。
小論文は、これをやったら確実に点が取れる!といった科目ではないと思います。今年の問題で、私が一番手応えを感じたのは問3でした。それは、「あなたが今までの学習の中で使った教科書について」というようなものだったんですが、そこで私が解答した内容は、以前、恩師から教えてもらったことを参考に書きました。普段のテレビや雑誌、新聞、または私のように他の人から聞く話の内容など、何が役に立つか分かりません。だから、あらゆることに興味を持ち、おもしろいなとか感心したことは自分の中で温めて、大切にしておくと良いと思います。そして、それに対する自分の意見を、考えておくと良いと思います。
あまり、役に立つことは書けなかったのですが、これが私の小論文対策に関する意見です。
あくまでも、まずは小論文の書き方を少しでも知ってください。図書室や本屋さんなどで小論文対策の本がいろいろ並んでいると思いますが、私がおすすめするのは「樋口裕一」さんの本です!何冊かありますが、どれも分かりやすかったです。SFCの受験が終わって読みました。次の試験も小論文だったので…
<最後に一言>
私はSFCだけに受かりました。早稲田のほかにも 併願したのですが、偏差値が高く倍率も高いSFCだけに合格したのは奇跡です。
こういう人もいるので、どうか最後まであきらめず自分を信じて頑張ってください!