慶應SFC環境情報学部合格体験記 おいしい天丼さんの場合
<お名前>
おいしい天丼
<プロフィール>
宅浪生です。
<受験形態・合格年度>
2012年度入試合格
受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 環境情報学部
<予想得点>
(総合政策学部)
英語得点 = 英語160点
小論文得点 = 5割くらい?
(環境情報学部)
英語得点2 = 英語156点
小論文得点2 = 8割くらい?
(センター参考)
英語190点
国語90点(現文のみ)
地理80点
<併願校>
慶應義塾大学商学部
中央大学総合政策学部政策科学一般
中央大学総合政策学部政策科学センター併用
<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>
現役時に文系を選択後、やっぱり理系の学問もしたいと思い学際系の学部を探す。→全国の大学を調べ、絞り、慶應SFCか京都大か東京大のカリキュラムに魅力を感じる。→英語が得意だったのと、最も自分のやりたい研究分野を持っていたのでSFCに進路を決めた。
<慶応SFCへの期待>
・ITと語学教育に力を入れている点。
・理系と文系の学問が協働できる環境。最先端の研究。
・充実した教授陣。
・既存の細分化した学問体系に囚われず、樹海の根の様に広がった学問領域の中を自身の問題意識に基づいて自由に行き来できるカリキュラム。
・自然豊かなキャンパス(都内大学の様な喧騒が無くのんびりした雰囲気。)
-入試対策-
<英語>
単語帳(シスタン)
文法(アップグレード)
赤本2年
時間が足らずこれだけです。熟語帳もやりませんでした。(文法問題集の中に基礎的な熟語は含まれています。)
SFCというと「英語日本最難関」と言われ、難単語だらけというイメージがありますが、難単語ばっかり詰め込んでも得点には繋がりません。確かに、英検1級レベルの単語も出てきますが、そんなのは一部です。標準的な単語帳を語法や派生語など「完璧」になるまで繰り返して下さい。
文法問題集も何冊もやる意味はありません。1冊を「完璧」に。最低5周くらい。
自分は時間が足りずできませんでしたが、あとは演習です。赤本を解きまくりましょう。
<小論文>
こちらも日本最難関と呼ばれていますね。
しかし、小論文に関しても赤本は実際に解きませんでした。
SFCのホームページと赤本の解説を熟読していました。(ただ趣味で、社会の問題点や現代都市の諸問題についての小論文的なものをワードで書いていたので、それが小論対策になったと思います。)
SFCの小論文は大学でやりたい学問が漠然としている人にとっては難しいです。
自分はこれをしてみたい、こんなプロジェクトをしてみたいという様に、「自分の得意分野を関連させながら社会にイノベーションを起こす方法」を何パターンか考えストックしておくと書きやすくなると思います。
あとは日頃からネットなどを活用して社会で何が問題になっているのか調べ考えるクセをつけておく事です。
<その他受験に関するアドバイス>
SFC受験に模試の偏差値は関係ない!
これが重要です。模試は小論文以外でしか得点と偏差値を出しません。
しかし、本番では配点の半分を占める小論文が出題されます。
極端な例ですが、英語で180くらい得点しても小論文が5割だったら落ちるという事です。注意してください。
<最後に一言>
法律も経済も文学も建築学も物理学も…様々な学問を学べるので法学部や理工学部など特定の一系統を学ぶ学部を志望する高校生も是非併願してみてはどうでしょうか。
受験頑張ってください。