慶應SFC総合政策学部合格体験記 Nozomiさんの場合

<お名前>

Nozomi

<プロフィール>

都内女子校
予備校→科学的教育グループ(英語のみ)
Z会東大マスターコース(小論)←小早川先生がおすすめです

<受験形態・合格年度>
受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 環境情報学部
合格年度 = 2015

<予想得点>

環境情報学部

受験科目 = 英語
英語得点 = 58%(116点)
小論文得点 = 80%

(センター得点 参考)

英語170点(過去問では196とかザラだったのに…)
数学1A 66点
数学2B 50点
現代文 68点
(数学は12月末、公式覚えから始めましたw)

<併願校>

ICU→×(数学満点かと思ってたので悔しい)
青学 地球社会共生→◯
青学 総合文化政策→結果待ち
立命館アジア太平洋大(A方式、セン併)→共に×
神田外語大国際コミュ学部(セン利、1期)→共に◯

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

もともと高一の時にICUが第一志望だったのですが、 高二の半ばに精神的に病み、勉強が一切手につかなくなりました。
そんな中ひたすら本を読んでいたら長谷部葉子さんというSFC教授の方が書いた本に出会い、 そこでSFCを知りました。
学習に対する姿勢がICUとは真反対である点でかなり悩みましたが、 「学びを深める」だけで終わりたくないという精神から、SFCを第一志望に決めました。

<慶応SFCへの期待>

何もかもが自由なところ。
ただ、自由すぎて学びが「広く浅い」ものになりすぎないよう、 気をつけなければならないなと思います。
まずは色んなところに顔を突っ込んでみたい笑

-入試対策-

<英語>

塾の多読を利用し、高3の12月までは洋書ばかり読んでいました。
学校の英語は比較的真面目にやってました。
直前期はひたすら過去問でしたが、ICU不合格の知らせを受けてからはしばらく立ち直れず、
その間にせっかく覚えた単語はほとんど忘れました。笑 超直前に解いた過去問の英語はほぼボーダーで、あ、足切りだ、落ちるわ、と。
ここで急いで単語を覚え直す作業にかかる受験生が大半だと思いますが、 冷静にどう考えても無理だと思ったので、 わからない単語は長文の中で推測するようにしよう、と方向転換。 自信だけはなくさないよう、前日は過去問はいっさいやらず、 グータラグータラしてました。笑
結局、本番でよい成績を取れたとは思いませんが、 それでも受かったもん勝ちです。
最後は気力と無根拠な自信です。
成功者の大半って、基本ポジティブだと思うんです。
直前期に「やばい」なんて思わない方が良いですよ。

<小論文>

高三の4月から一年間、Z会の東大マスターコースの小論文講座にお世話になりました。
初っ端から他大の過去問という、今思えばかなりハードな環境でしたが、 毎週かいて慣れていくうちに「あ、自分いけるじゃん」という無根拠な自信につながりました。笑

小論は自信がないとすぐ手が止まってしまいがちですが、 逆に言えば、自信があれば手は止まりません。
SFCの小論は量が多いので、手が止まらないことは重要であり、 つまり「自信」を持つことがもっとも重要!
その自信の構築に、Z会はとても役に立ちました。
最初は挫折しかけましたが、脳に汗かくのが好きな方には絶好の場所であると思います。

<その他受験に関するアドバイス>

とにかく自信です。 あとは自分に素直になること。 眠かったら寝たほうが良いですし 精神的にやられたらひたすら本でも読めばいい。 ツイ禁(:Twitterでのツイートを自粛すること)とかいって変に我慢するよりも、 溜まったストレスはすぐに発散する!というスタンスでいいと思います。 もちろん、ストレスを自分の中に押し込んで頑張れるというタイプの方はそのまま頑張って欲しいですが、 私はあいにくそんな強靭な精神は持っていませんでした。 ですから、とにかく自分に素直にね! SFCならこれでも大丈夫です、きっと。

<最後に一言>

周りに流されて何になる!
不安になって買う参考書はたいてい三日坊主です。
それか その学問のうわべしか習得できずに終わることでしょう。

私は高一のはじめ、三年間続けてきた部活がなぜかストレスになって辞めました。
ただ「ストレス」というのも失礼だと思い、退部理由は「勉学に励むため」としましたが その時顧問の先生には「私は勉強を理由に部活を辞めて伸びた人を見たことがない」と言われました。
たしかに「勉強」だけを理由に部活をやめるのは、 先ほども申し上げた「ツイ禁」と一緒ですから一理あります。
しかしそうではなく、「勉強」するにあたっての前提にある「精神」の健康を理由に退部するのなら、それはそれで大変結構であると思います。
退部関係を考えている方はそこらへんを考えてみて欲しいです。
ちなみに私はそのあとちゃんと成績は偏差値20上げましたし、理転文転 両方経験しました笑
あの時精神的に病んでなければな、と思うことは多々ありますが、(病んでなければ医学部志望でしたしあの時はまだ判定もCとかでした)
結局は受かったもん勝ちです。
うん。笑