慶應SFC環境情報学部合格体験記 もっぱいすさんの場合

<お名前>

もっぱいす

<プロフィール>

北の方から上京してMARCHに入学。
そこで9月ごろから仮面浪人を決意。
現役時にもSFCを受けている。

<受験形態・合格年度>

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 環境情報学部
合格年度 = 2014

<予想得点>

(環境情報学部)

英語得点 = 6割5分
小論文得点 = 6割5分

(総合政策学部 参考)

英語得点 = 6割5分
小論文得点 = 5割

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

現役時、進学校に入学したものの落ちこぼれたことにコンプレックスを感じ、楽して偏差値の高いところへ行きたいと思った。
また、どの学部にするか明確に決断したくなく、学際系のこの学部を選んだ。
…実際そこまで楽ではないことがわかった。

<慶応SFCへの期待>

ワークショップ形式の授業が豊富なので、大学生活を通して多くのそういった授業に参加したい。
また、SFCは魅力的なキャンパスなので、逆に魅力的ではないポイントを期待していきたい。

-入試対策-

<英語>

現役時は和田秀樹さんの受験英語攻略法に従いました。
仮面時はSFCの過去問の出所を洗い出し、「The world financial review」や「Edge.org」を1日1項目読みました。また、TEDを字幕付きで見て英文を理解するスピードを速めました。単語帳はAcademicの中級編までやりました。

<小論文>

大学の図書館を使い、3日に1冊のペースで新書を読みあさりました。
また、他の塾の添削を受けました

<その他受験に関するアドバイス>
以上の内容を実施したところ、総合的な学力は上がったのですが、SFC対策になっていたかというのは疑問です。いくら英語の文章を読んでいても本番で正答を出さなければ意味があまりないかと思います。なので、基本的なことではありますが、勉強のための勉強ではなく、合格のための勉強を行うように意識していくべきだと思います。

<最後に一言>

仮面浪人というのは結果オーライです。
結果がなかったらいやいや同じ大学に行くことになる。
結果があればなぜかすべてが報われる。
しかし親にもう1年分迷惑をかけることになる。しかもSFCの学費はちょっと高い。
あまりいいことはないと思います。人と話す回数がバカみたいに減ります。
ですが、そんなことはどうでもいい!といえるドMな方たちといつかキャンパスで会えることを期待しています。
仮面浪人生に幸あれ。

<追加の質問>

1.仮面浪人に関してどのようにモチベーションを維持したか?

モチベーションの維持には3点あります。
1つはリラックスです。
毎日の勉強を行いつつ、疲れたら息抜きに遊んだり、テレビやアニメを見ていました。根を詰めて勉強はしていません。それにより精神的な疲労が軽減されていました。
2つ目は言い訳です。大学の友達には留学するのに英語の勉強してるんだと言い訳していたため、周りの目を気にすることなく勉強することができました。そうすることにより、大学の友達も気を使って遊びに誘わないでくれて、自然と勉強することができました。
3つ目は意地です。親友に仮面浪人すると言ったので、言ったからにはやめられなかったでした。

2.総合政策・環境情報の入試結果の結果の分析(勝因と敗因)

総合政策学部の敗因は2点で論旨が明解ではなかったのと具体的なアイデアが盛り込めなかった点です。
環境情報学部の勝因は主語をしっかり入れた点です。
SFCには物をハッキリ言える学生が多いので不明瞭な文章では落とされやすいのではないかと。
現に総合政策学部の合格体験記と私の合格体験記を比べると、他の皆さんの合格体験記は主語が頭にハッキリあるが私の合格体験記にはない。
そういう明確さがなかったので、私は総合政策学部は落ちたと思います。
また今回の環境情報学部の試験は地球と人間の関係を問うものでしたが、それに対する意見を大学の授業で日々発言していたので答えやすかったです。地球環境について訊く問題は初めてだったので、慣れも関係するかもしれません。