慶應SFC環境情報学部合格体験記 仮面浪人さんの場合

<お名前>

仮面浪人

<プロフィール>

50ぐらいの偏差値の高校からマーチレベルの大学の英文学科に進学してから一年休学して早慶をめざしました。予備校は漢文対策を夏期講習にとったぐらいで特に通っていません。
<受験形態・合格年度>

一般入試・2013年度入試合格

受験学部 = 総合政策学部
合格学部 = 総合政策学部

<予想得点>

英語得点 = 5割
小論文得点 = 7割

<併願校>

早稲田大学人間科学部合格
早稲田大学政治経済学部不合格
早稲田大学国際教養学部不合格

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

単純な理由でもうしわけないですが、慶応というネームバリューに惹かれたのとニ科目で受けれる点です。あと僕はもともと早稲田の国際教養を目指していてそこの長文対策のためSFCの過去問を解き始めました。
<慶応SFCへの期待>

SFCは20年前につくられたばかりの学部ですが文理の区別なく幅広く学問が学べるというところが魅力的にかんじます。またパソコン教育も他学部より力を入れているようにもかんじます。

-入試対策-

<英語>

僕の場合四月の模試で偏差値66、英検準1級、TOEIC675点を取得していましたが慶応の過去問は常に合格最低点を下回っていたため基礎に戻るべくくもんの中学英文法という本から始めセンター対策などの基礎を夏までに終わらせました。秋に富田の英語長文問題解法のルールを解き始めました。そこからは早稲田の国際教養が第一志望だったため、早稲田の政経、人文科学、法学、国際教養の過去問を解きました。合計で30年分ぐらいは解きました。

<小論文>

まずはSFCの対策をするにはSFCとはどういったことを学ぶのかということを知ることが重要になってきます。そのためまずはパンフレット、WEBなどでSFCの学部の特性を頭にたたきこみました。あと樋口さんの受かる小論文の絶対ルールで小論文の基礎を学び、長尾達也さんの小論文を学ぶという本を読みこみ、東大、慶応の他学部、早稲田、横浜国大、名大の過去問をひたすら解き続けました。仕上げにSFCの過去問を5年分やって終了しました。あと今話題になっているTPP加盟など社会の出来事に常に敏感になり自分の考えをもつことは受験勉強に限らず非常に重要だとおもいます。

<その他受験に関するアドバイス>

過去問を過信しないことが非常にたいせつです。例年SFCの問題で7割以上とれていて英語は安心していましたが、今年は大問2が非常に難しく英検1級レベルなんじゃないかと思うほどでたぶん足切寸前でした。SFCは英語の点数が一定に満たないと採点すらしてもらえないので注意しましょう。あと小論文は問題をみてすぐに解答を書き始める人がいますがこれはだめです。試験時間は120分なので最初の60分は問題文を読んで、構成をきめて最後の60分で書き始めてください。あと問題用紙は想像を超えるぐらいの大きさなので配られてもあせらないようにしてください。

<最後に一言>

BUCHOさんのおかげで早稲田のリスニング対策などは完ぺきでしたが僕は当日緊張のあまりNOT AGREEの選択肢を選べという問題でAGREEの選択肢を選んで20点ぐらい損して国際教養は落ちました。言い訳かもしれないですが何が起こるか分からないというのが入試です。受験勉強といっても早慶レベルになるとここまでやれば完ぺきということは絶対にあり得ません。貪欲に勉強してください。