慶應SFC総合政策学部合格体験記 ほっかもさんの場合
<お名前>
ほっかも
<プロフィール>
都内の私大に通いながら、仮面浪人していました。
<受験形態・合格年度>
2012年度入試合格
受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策学部
<予想得点>
総合政策学部
英語得点 = 154点くらい
小論文得点 = 6〜7割
環境情報学部
英語得点 = 174点くらい
小論文得点 = 5〜6割
<併願校>
なし
<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>
SFCの環境に魅力を感じていたため、再受験を決意した。
<慶応SFCへの期待>
研究室の充実。
-入試対策-
<英語>
システム英単語、システム英熟語、アカデミック初級〜上級(計5冊)、データベース5500。単語が勝負だと思ったので、可能な限りたくさん覚えました。
長文は洋書(Justice、Googledなど)をひたすら読みました。
問題演習はあまりやらず、過去問を解き始めたのも2月に入ってからでした。
総合政策の試験では時間配分に失敗して、思っているより点数が取れなかったので、時間配分に気をつけることが重要だと思います。
<小論文>
本を読んで知識をインプットすることを重点的にやっていました。
白藍塾という通信添削を受講しましたが、SFCの対策には役立たなそうな印象を受けたので、後半はほとんど提出しなかったです。書くという作業よりも、文章の構成を頭の中で考えるというようなことを繰り返し行いました。
<その他受験に関するアドバイス>
電車の中や休み時間など、細かな時間を利用すると効率的に勉強できます。私は単語帳を何冊もやっていましたが、電車中の時間を利用することで、無理なく勉強できました。
また本当に基本的なことですが、試験中は試験のみに集中できるように体調管理には気を付けてください。
あと、SFCの合否は小論文次第だと思うので、英語や数学が出来なくても諦めずに頑張ってください。
<最後に一言>
自分を信じて、最後まで諦めない気力が合格につながると思います。
あと仮面浪人は時間的には余裕がありましたが、精神的にかなり大変でした。もし考えている人がいたら、強い精神力を持って頑張ってください。
<追加質問1 非常に多くの語彙を習得されておられますが、語彙学習のポイントを教えて下さい>
まず全部の単語をチェックして、覚えていない単語に×をつけておく。そして、1冊の単語帳を3日で一周するというペースで覚えていきました。1900語くらい載っている単語帳であれば1日にだいたい650語程度になりますが、知っている単語は省くので、実際に覚える数は300〜400くらいだと思います。この400をさらに、20語ずつに分けて、20語のグループを20個作ります。そして、1グループの20語全て覚えたら、次の20語という感じで進めていきました。
この時、1回覚えたら、すぐ次のグループに取り掛かるようにして、1つのグループに時間をあまり掛けないようにしました。そうすると、400語でも2時間程度で終わります。これを翌日は次の650語、さらに翌日は次の650語という感じで、3日で1周するようにしました。これを何周もしていくと、次第に単語を覚えていくので、最初は2時間掛かっていても、最終的には15〜20分程度で終わるように、つまりほとんど覚えた状態になります。私の場合はこのペースで、2週間くらい経ったら、ほとんどの単語を覚える事ができるようになりました。
このように覚えた状態になった単語帳はだんだんペースを落とし、4日で1周、5日で1周というペースにしていき、他の単語帳をまた上記の要領で覚え始めました。5日で1周くらいのペースにした時は、単語をほとんど覚えている上に、チェックする単語の数が減っているので、1冊あたり5分程度で終わるようになりました。それでも、何冊もあるので大変だと思うかもしれませんが、電車の中などを上手く利用していたので、無理なく学習できました。あと、最初の1カ月くらいは長文などは一切読まず、単語だけを学習していたのも結果的に良かったのかもしれません。
<追加質問2 仮面浪人をされていて在学大学での勉強との両立が大変だったかと存じますが、受験のモチベーションはどのように維持されていましたか?>
趣味や気晴らしを見つけて、適度に気分転換していました。私は、サッカー観戦やお笑いを見るのが好きだったので、寝る前にお笑いをYouTubeで見たり、週末はサッカーをテレビで見たりしていました。時々スタジアムに行ってサッカー観戦をしたりすることもありました。ただ、それでもモチベーションを維持するのはかなり大変だったので、最終的には「SFCに何としても入りたい」という気力しか無いと思います。