慶應SFC 一般入試合格者インタビュー 専門学校からの挑戦4 SFC合格

2019年1月17日

(専門学校を経て慶應SFCに合格したNさんインタビュー 第4回)

(KEIOSFC.COMの小論講座の練習はパソコンでされていましたか?)

普段はパソコンを利用していたのですが、直近は本番のペースを掴むために手書きで書いていました。

ペースを踏まえるとパソコンでやった方がよいと思います。

10年分やるなら絶対パソコンですね。

ただ自分の場合、デザイン系の専門学校にいて、ノートもパソコンで取っていましたからね。普通の高校生に比べて手書きに自信がなかったので、そこは意識して字を手で書くようにはしていました。

(やはりSFC生もタイピングとかは早そうですかね?)

速い人はものすごく速いですが、意外とタイピングもままらない新入生もいますよ。

パソコンに触れていない高校生も1割-2割くらいはいるのではないでしょうか。

(試験会場で気がついたことなどはありますか?)

そうですね、他の人の合格体験記を見ると周りがしゃべている人がいるなどとありましたが、自分のいた教室はとにかく静かでした。

後、受験生はみんな頭がよく見えました(笑)。

また教室がとにかく寒かったですね。

(試験当日気温が低かったということですね?)

ええ、それに加えて教室そのものが寒かったです。

教室の暖房が十分じゃないというレベルを超えて、暖房が全く入っていないレベルでしたよ(笑)。

防寒対策はきちんとした方がよいですね。

(試験日は学食は閉まってますね?)

ええ、使えなかったです。

(合格した際のご家族の反応などはいかがでしたか?)

祖母がえらく喜んでいましたね。元々専門学校進学に反対していたところもあったので。
両親より喜んでいたくらいです(笑)。

父親は専門学校の費用に加えて、これから4年間の大学の費用が発生するので、喜んでくれてはいたが、学費等に関しては笑っていなかったです。

(勉強を始めた頃の家族のリアクションは?)

家族には母親だけに伝えていました。

やるだけやってみなさい、頑張れと言ってくれました。

母親自身、子供の頃から必ずしも自分の希望通りには生きてこれない部分もあったので、子供である自分には好きにさせたいと言ってくれました。

その後父にも話したが、えー、という反応。
まぁ頑張ればという感じでしょうか。

(どうやって勉強に気持ちを持って行って行きましたか?)

一番大きかったのはこのままではいけないという危機感、今を逃したら大学に行くチャンスはないと思いました。

就職して仕事を経験してから、いずれ大学に行きたいと考えていましたが、集中して受験勉強するのは今しかないと思いました。

また、2016年あたりからSFCの受験制度が変わってしまうので、その時に受験準備をしていたのでは遅いとも思いました。

入ってくる人間の質も変わるだろうし、自分の知っているSFCである内に入学したいという気持ちがありました。

(他大学等を併願しなかったのはなぜでしょうか?)

自分の場合はいろいろと回り道をしているし、専門学校で学んだことを活かすには、SFCしかないと思っていました。

就職活動をしてすでに内定をもらっていたし、不合格だったら就職すると決めていました。

SFCに入る本当にいろんななバックグラウンドの人がいます。

SFCを受験する高校生には諦めずに目標を持って受験勉強に取り組んでほしいですね。

(ありがとうございました)。