慶應SFC小論文対策

2019年1月17日

慶應SFC総合政策学部合格者インタビュー7

(慶應SFC入試に向けては、小論文を書くトレーニングはあまりしていないということですか?)

あまり書いていませんね。
諸分野の学者や専門家の意見を多数読むうちに、問題を見て頭の中で書けるようになっていきました。

また現代文の要領で要約問題などをこなしていました。

しかし記述の練習は慣れていなかったので、字数の調整などは難しかったですね。
もう少し書く練習をやった方がよかったかも知れません。

(その他慶應SFC小論文へのアドバイスはございますか?)

これは自分だけの意見ではなくて、入学後知り合った他のSFC生とも話していたことなのですが、もしSFCの教授が主張しているような主要な論点であったら、その場合SFCの教授に賛成の意見を書いた方がいいのではないかと思われます。

(具体的にはどういうことでしょう?)

例えば経済学だといわゆる新自由主義な話の方がいいのではないかと思います。

昔慶應SFCにいらっしゃった竹中さんは民営化路線です。もしその問題が当時出ていたとして、真逆の事を書いていたら書きにくかったかも知れません。

つまりSFCで学びたい人なら、わざわざ教授と反対の意見を覚えるより、賛成の意見を学んだ方がよいという意味ですね。
SFCとしては、SFCで学びたい人、SFCに合っている人を入れたいはずなので、どちらかというと賛成意見で学んでいった方がよいと思います。

(慶應SFCの教授の意見というのはどうやって知るのですか?)

自分の高校にはSFCから学校に冊子*が送られてきていました。
ホームページでも記事が一部見られますよ。
教授が今話題になっていることを書いていたりします。
このような予備知識があるとどっち寄りかということが分かります。
例えば食料問題だと自由化を進めるような立場ですね。
その他雑誌にもSFCの先生が出ているのでそれも出たら要チェックです。

*慶應大学湘南藤沢学会の出している"KEIO SFC REVIEW"という冊子を、YUさんの出身高が定期購読していたものと思われます。

(次回に続きます)

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