慶應SFC小論文対策

2019年1月17日

慶應SFC総合政策学部合格者インタビュー6

<小論文>

(それでは慶應SFCの小論文対策に関して教えて下さい)

小論文はかなり自信がありました(笑)。
先ほどいったようにあまり勉強をする雰囲気の学校ではなく、また全寮制で塾にも行けないため、独学でやらざるを得なかったのですが、2ヶ月くらいの独学ので慶應SFC模試で全国4位になりました。

(それはすごいですね)

ええ、この分野ではぜひお勧めしたい参考書があります。
使った参考書は「現代文565解放方式」というもので、
これをまず3周くらいじっくり読み、さらに復習で繰り返し読んで、ひたすら10週くらい読見込みました。

これで10周すると論点が明確になり、要約が簡単にできるようになります。
つまり文章を読むとキーワードが見えてきて要約が簡単に作れるようになるのです。
センターレベルになると迷うことがなくなるほどです。
ちなみにこの時点で現代文の河合模試で全国10位を取りました。

(そんないい本があるのですね)

2,3周じゃだめですが、10周くらいまわして完全に理解すると非常によいテキストです。
正直古文の565は役に立たなかったが現代文の565は非常に役に立ちました。

それから同時進行で慶應SFCの小論文の過去問を見ていきました。
慶應SFCの問題構成は、
1.要約問題
2.課題分を元に意見提示
というパターンが多いです。

要約は確実にできるようにしようというときに、現代文の565が非常に役に立ちました。

またこの時点で役に立った本を読みました。

(どんな本ですか?)

『アイデアのつくり方』」という本なのですが、これを図書館でなにげなく読みました。

その本の中に「アイディアは突発的に浮かんだのではなく、様々なアイディアが合わさって、様々な知識のストックがあって、それが合わさってそれが新しいアイディアになる。すでにあるアイディアが合わさって、一見新しく見える自分のアイディアになる。」
という記述があり、感銘を受けました。

慶應SFCの小論文の問題は発明しろ的な問題が出ることがあります。
だったら、様々な知識を身につけて、自分のアイディアを出せるようにしようと思いました。自然にアイディアが出てくるようにインプットを強化したのです。

(インプットとは?)

まず日本の論点をざっと読んで今話題になっていることを確認しました。

またブロゴス各分野の専門家が意見や解説などを書いているサイトもよく読みました。

(日本の論点のブログ版みたいな?)

もっと細かい話題ですね。日中関係だったらその専門家、日ロなら日ロの専門家が登場するような。好きではないが、例えばホリエモンの書いた記事もありました。ベーシックインカムの話を書いていたり。専門家、学者のブログは息抜き的に読んでいましたね。その他雑誌も読みました。

(どんな雑誌ですか?)

週刊ダイアモンドとか、ニューズウィーク、アエラなどですね。学校の図書室で一通り目を通していました。

(いつぐらいに始めたのですか?)

高3に入ってからです。

(慶應SFC小論文対策は次回に続きます)

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