慶應SFC環境情報学部合格体験記 サウエルさんの場合

<お名前>
サウエル

<プロフィール>
関東にある某女子校の生徒です。私は小学校受験で入学しましたが、中学受験的にいえば県内女子御三家に数えられる学校でした。高校に入ってからは帰宅部で、音楽鑑賞やアニメ鑑賞が好きです。
<受験形態・合格年度>
・2012年度入試合格

受験学部 = 総合政策・環境情報学部
合格学部 = 総合政策・環境情報学部

<予想得点>

(総合政策学部)

英語得点 = 8割強
小論文得点 = 6割程度・・?感触はよくありませんでした。

(環境情報学部)

英語得点2 = 9割
小論文得点2 = 8割程度?実力は出し切ったと思います。
<併願校>
立教大学観光学部交流文化学科(合格)
京都大学教育学部(99%不合格)

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

高校一年生の時、メディア系・映像音響系の学部を調べていたときにSFCの環境情報学部の存在を知りました。
しかし、文系の私には数学受験はきついのではないかと思ったため(当時私は英語のみで受験できると知りませんでした)、第一志望にすることはなく高三を迎えました。
高校二年生の時から親のすすめもあり東京大学文科�U類を志望していましたが、東大に入学しても自分の好きな勉強ができないのではないかという迷いもあって思うように成績が伸びず、センター試験で失敗、足切りを恐れて京都大学に出願しました。
2月の初めごろまでは来年東大に再チャレンジしようと思っていましたが、もう一度やりたいことを考えなおし、また、出願していたSFCのカリキュラムについて詳しく調べるうちに本当に興味のある分野を勉強できるSFCに大変魅かれ、第一志望をSFCの環境情報学部に変更しました。国立の対策をやめ、SFCの対策を死に物狂いで始めたのが、試験日まで残りわずか2週間の時でした。
<慶応SFCへの期待>

私は大学では主に映像音響系について学びたいと思っていますが、音大や美大のように実技的な知識に限らず、SFCでは学部を越えて幅広い分野を学べることが魅力的だと思います。
また、理系出身の人たちと同じ環境で同じことを学べるというのは、視野を広げるチャンスになると思っています。

-入試対策-

<英語>

SFC英語は三択部分が1問2点(200点中80点)、内容把握の四択部分が1問6点(200点中120点)のようなので、配点の高い四択部分で点を落とさないようにするのが重要だと思います。三択部分は東大志望の友達でも正答率は低く、よほど語彙・文法の勉強をしていない限り安定して9割以上得点するのは厳しいようです。
私はSFCの英語の問題をはじめて解いたのが2月のはじめでしたが、文章の難しさはもとより、三択を解きながらあれだけの長さの問題を120分連続で解き続ける持久力が自分に備わっていないことに焦りを感じました。過去問を解くときは、大問ごとに休憩したりせず、120分一気に解いて英文に対する持久力をつけることをお勧めします。また、長い文章を読むときは、接続詞に注意して文章の展開をおおまかにとらえていくことが大切だと思います。
過去問研究をしていて気付いたのは、多くの年度にわたって同じ難単語が出てくることです。過去問を解くときは、その文章の大意を理解するだけでなく、わからない単語(特定分野の専門用語なら別ですが、難度の高い形容詞など)はリストにして覚えるようにするのがよいでしょう。

<小論文>

前に書いたとおり私はもともと国立志望であったため、数学1A2B、社会2科目(世界史・地理)、理科1科目(地学)の勉強をしていました。このように幅広い科目を(多少なりとも)かじっていたことは、小論作成にあたり大きなアドバンテージとなったと思います。例えば2012年の総合政策学部試験で出題されたグローバル化によって政治経済にどのような影響が起きているかという話題は、世界史や地理の入試での頻出事項です。逆に、2011年の環境情報学部で出題された科学技術に関する話題は、地学や生物で習った内容で小論に肉付けとすることもできます。SFCの小論文は単なる要旨要約ではなく、受験生本人の発想力が試されているので、SFCの入試科目の英語小論文の勉強のほかに、理社科目の背景知識を持つことを勧めたいと思います。
小論作成力の養成は、とにかく過去問を解いて学校や塾の先生に添削してもらうに限ると思います。学校に小論文対策講座が設けられている人もいるかもしれませんが、なるべく対策はSFCの過去問に絞るのがよいと思います。特に、慶応の中でも法学部などとは問題で求められていることが全く異なるので、「慶法などの小論文模試で良い結果が出る」ことと「SFCにふさわしい小論作成力がある」ことは同値でないことに注意してください。私は慶法の小論文が得意だったためにSFCの小論文も何とかなると信じてあまり対策をしていませんでしたが、いざやってみるとSFCの過去問は全く異質でしばらく歯が立たず、直前期にだいぶ焦りました。

<その他受験に関するアドバイス>
SFCは帰国子女が比較的多く志望しているらしいですが、たしかに受験会場で自分の海外滞在歴を話している人や、45分ほどですべての英語の問題を解いて突っ伏している人、「余裕で満点」発言をしている人を見かけました。試験会場では焦ったり気持ちが萎えたりするかもしれませんが、合格できる500人以上の枠がすべて帰国子女で埋まることはない!(笑)と考えて、落ち着いて自分の力を出すことに集中するのが良いと思います。

<最後に一言>

SFCの受験は、他の大学・学部の受験に比べて「出たとこ勝負」な部分が大きいと思います。できるかぎり自分の守備範囲を広げるべく、普段から社会に目を向け、多くの知識を吸収するのが良いと思います。
最後に、私のSFC受験を支えてくれたこのサイトには本当に感謝しています。どうもありがとうございました。

(追加質問 SFC両学部に合格すると合格通知は2通届きますか?もしくはまとめて1通?)

合格通知は同日(合格発表の翌日)に、各学部一通ずつ、ふたつの封筒で届きました。

慶應SFC環境情報学部合格体験記 takさんの場合

<お名前>
tak

<プロフィール>
小倉の高校・仮面浪人・野球・ファッション、インテリア、ワイン、コーヒー、チーズを楽しむこと。
<受験形態・合格年度>
一般入試(センターなし)・2010年度入試合格

<予想得点>

総合政策 ×
英語得点 = 132
小論文得点 = 100くらい

環境情報 ○
英語得点2 = 140
小論文得点2 = 150
<併願校>
早稲田商・人科、中央法

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

慶応のパンフレットを見ているときにSFCを知りました。政策的な概念が自分と合っていると感じ受験しようとおもいました。
<慶応SFCへの期待>

慶応SFCのよいところはなんでもできるところです。自分から動きさえすれば得られるものも多いでしょう。教授のよさも魅力です。竹中さんや国領さん、村井さんなど、著名な方が多く、講義も面白いです。キャンパスも24時間開いていて、いつでも使えるし、図書館も夜の11時まで利用できるところがよいですね。

-入試対策-

<英語>

とにかく過去問とかよりも根本的な実力をつけることが重要だと思います。それは基礎です。 自分の場合は単語・文法語法・作文のサイクルはかならずやっていました。長文はとにかく量をこなすことを目標にやっていました。

単語、文法語法、英作文、解釈は関係ないようにみえて、実際は関係あると感じ、それで取り組んでいました。慶応SFCをはじめとする私立大は文章が難解な代わりに、解釈や作文を求められるというのは少ないです。ですが、実際に偏差値をあげて、実力をよりつけようと思えば、すべてにおいて、基礎の部分が、必要であると思います。勉強時間でいえば、そんなに長い時間をする必要はないとおもいますが、要領よくやることが必要だと思います。

要領とはなにかというと、参考書はなんでもいいので、単語などの分野別の参考書を分野別に1つに絞ることが重要だと思います。それを、1日にやる量を完全に決めて、それ以上もやらなくていいし、それ以下もやらなくていいので、バランスよくまいにちやることが、1番効率よくやれることだと私は思います。

この場合のバランスとは、時間的換算ではなく、ページ数や問題数で換算するということです。自分としては時間的換算はお勧めできません。というのは、入試でレベルの高い所に受かりたいと思うなら、時間ではなく量です。あと、量より質という言葉をよく聞きますが、量をこなさなければ、質は生まれません。というのが私の持論です。ですので、しっかり1日でやる量を決めて、取り組むというのが重要だと思います。

<小論文>

特に対策はしていません。自分の場合は選択科目が政治経済だったこともあり、対策は不要だった気がします。ただ、書き方を慶大プレの本番で確認したくらいです。
なお総合政策の小論で何がいけなかったのかというと、自分の中ではっきりしているのは、問1の図を書く問題で、無駄に書きすぎてしまった。というところにつきるとおもいます。論文の内容自体は完ぺきにできたのですが、図の部分が、完ぺきに間違ってしまったと、終わった後に感じました。

<その他受験に関するアドバイス>

参考書は上記のとおりなんでもいいのですが、強いて言うとすれば、単語王です。あと自分は河合塾に通っていた経験がありますので、参考書は基本的に河合塾のものをつかっていました。たとえば、ストラテジー系統です。たしか、パラグラフリーディングとか作文もあったと思いますので、それをつかってやれば十分だと思います。文法などは桐原のネクステをやれば十分だと思います。

小論文に関しては、まったく対策をしていないので、わかりませんが、僕の場合は日経アソシエなどのビジネス系統の雑誌などを読むことが多かったです。それを読めば自分的には総環どっちも対応できるものと思います。

あと余談ですが、2教科ですが、SFCに入ってみると、複数教科の偏差値が高い人ばかりです(各教科の偏差値が高いということです。特に散見されるのが、受験教科より得意な科目があるという人です)。

よって受験教科以外もしっかりと取り組むことが重要だと思います。僕が思うに科目上は少ないようにみえても、問題自体が幅広い教養を要する問題が多いと思いますので、いらないからといって、授業を切ることはおすすめできません。

<最後に一言>

SFCはいいところですので、ぜひ入学試験を突破して、SFCの学生になってください。

慶應SFC総合政策学部合格体験記 YUさんの場合

<お名前>
YU

<プロフィール>
浅野学園中学校卒
那須高原海城高等学校卒
<受験形態・合格年度>
2010年度総合政策学部一般入試合格

<予想得点>
英語得点 = 170〜180
小論文得点 = 140〜160

(センター得点 参考)

英語188リスニング42
数学162
国語160
日本史92
地学92
倫理90
<併願校>
大阪大学外国語学部合格
中央大学センター利用合格
明治大学政経学部センター利用合格

<SILSを受験するまでのいきさつ>

先輩がすでに入学しており、内情を聞いて慶應SFCしかない!!と思ったから。
<SILSへの期待>

学食の充実。

-入試対策-

<英語>

ロジック自体は難しくないのですが、単語のレベルが高いです。
従って、貪欲に単語を覚えるべきです。

単語帳は単語王、ACADEMIC4冊を暗記しました。長文はSFC、
一橋、大阪大学の過去問をときました。これで偏差値は70後半位に
なりました。

<小論文>
書き方を習得し、知識を蓄えることが重要です!

日本の論点や経済学者のブログなどをひたすら読みました。特に過去問で出題された論点は掘り下げて勉強しました。

予備校や参考書に頼らず、完全に独学で勉強しました。文化人のブログ をひたすら読むことで勝手にアイディアがでてくるくらいインプットに集 中しました。 添削してくれる人がいなかったため、 実際の英語で書かれた論文を読みレトリックやロジックを自分のものにし ました。

<最後に一言>

SFCは本当に最高の環境です。
頑張って下さい!

慶應SFC 総合政策学部合格体験記 Anonymousさんの場合

<お名前>
Anonymous

<プロフィール> 
地方出身で、浪人生でした。

<受験形態・合格年度>
2010年度総合政策学部一般入試合格

<予想得点>
数学得点 = 7割ほど
小論文得点 = 8割ほど

<併願校>
東京大学文科3類

<SILSを受験するまでのいきさつ>

私はもともと国立大学を目指していました。
しかし浪人という立場上、どうしても2浪は回避したかったため、併願校の対策をする必要が生まれました。
そこで私は慶応大の各学部について研究してみました。
そのなかで東京大学教養学部と実に良く似た教育理念を持つSFCに惹かれ、受験を決意したわけです。

<SILSへの期待>

やはり既存の枠にとらわれないところでしょう。
私自身が様々な学問分野に興味をもっていたこともその一因です。


-入試対策-

<数学>

SFCの数学には色濃い特徴が有り、難解な問題が出ると思います。
しかしながら、誘導をうまく利用すれば大抵は基礎力でうまくいきます。
したがって  1.入試レベルの基礎力徹底  2.SFC独特の問題に慣れる
の2点が重要になると考え、これらに気をつけて対策をしました。


1については基本的には予備校のテキストを中心に学習しました。
ほかに、プラチカなどは3周して、基本を徹底しました。
SFCの数学ではあまり馴染みのない公式(tanの加法定理など)も出題されるので、
参考書に付属の公式集は決して漏れのないよう頭に叩き込みました。
どれかひとつでもヌケがあると、大問をひとつ落としかねないので・・・

2については、赤本をやりこみました。
ただし、赤本は小さく計算スペースが少ないので、私はPDFで公開されている過去問で演習しました。
SFCの場合、それをA4に印刷すると本番の問題冊子そっくりなものが作成可能で、
私はそれで本番の計算スペースをリアルに再現して対策していました。
計算スペースの使い方まで練習できてかなり良い練習になったと思います

<小論文>

「小論文を学ぶ—知の構築のために」という本を利用することを強くお薦めします。
小論文の書き方や、書くべき内容まですべてカバーされています。今年の小論文では資料1で総合政策のありかたが論じられていましたが、資料1の内容がこの本の内容と丸被りで、会場でおもわず笑みを漏らしたほどです。


<その他受験に関するアドバイス>

全科目通してSFCの問題は非常に独特ですから、過去問研究が何より重要だと思います。

また、試験会場はかなり寒かったので防寒対策はしっかりとしていくとよいと思います。

<最後に一言>

決して受験を舐めてはいけません。
謙虚に点を取って行こうとする精神が大事だと思います。

慶應SFC 総合政策環境情報合格体験記 バスケ小僧さんの場合

<お名前>
バスケ小僧

<プロフィール> 
地方の進学校出身で、3年の5月までバスケ部に所属していました。
現役で関西の私立大学の理工学部に進学したのですが、進路を見つめ直して大学の授業と並行して受験勉強して合格しました。いわゆる仮面浪人でした。

<受験形態・合格年度>
2010年度総合政策学部一般入試合格
(環境情報も受験)

<予想得点>

(総合政策学部)○

英語得点 = 9割
数学得点 = 9割
小論文得点 = 7割

(環境情報学部)×

英語得点2 = 7割
数学得点2 = 6割
小論文得点2 = 7割

<併願校>
慶應義塾大学経済学部
同大学環境情報学部
早稲田大学商学部
同大学社会科学学部

<慶應SFCを受験するまでのいきさつ>

文理融合の学部で、最先端の授業や研究があるということで興味を持ちました。


<慶應SFCへの期待>

入学すると必ずパソコンを使うということで、最新のPC技術などを学べるといいと思います。
また、帰国子女や海外経験者も多いので、語学力をアップさせたいですね。


-入試対策-

<英語>


単語王を10周しました。SFCの過去問の他に併願校の英語も解き、早稲田の英語、慶應の英語なども解きました。

<数学>

SFCの数学は、数学受験の人の数学は難しい問題が混ざってきますが、英語・数学受験の人が解く数学の問題はそんなに難しいものはありません。でも、SFCの数学は一つ間違うだけでも痛いです(問題が少なく一つ一つの配点が大きいので。)僕は併願学部のことも考えてプラチカを2周しました。

<小論文>

日本の論点と樋口裕一先生の著書を一つ読んで、過去問を5年分解いた(答えを写した)だけです。SFCの小論文は難しく、自分の頭から捻り出すのは難しいと考えたので、答えを真似ました。


<その他受験に関するアドバイス>

単語王は早慶上智受験者には必須だと思います。
とにかくSFCの代名詞は長く難しい英語と難解な小論文だと思いますので、入念に対策をしないと難しいと思います。
対策をせず受けに来た受験生には厳しい試験でしょうが、しっかり対策してきた受験生には必ず結果が付いてくる入試だと思います。

<最後に一言>

早慶上智はとにかく英語です。
単語をしっかり覚えて長文を読みまくって英語に慣れて下さい。

慶應SFC 総合政策環境情報合格体験記 BUCHOの場合

<お名前>
BUCHO

<プロフィール> 
国際基督教大学入試対策サイト「BUCHOのICU受験対策」及び
早稲田大学国際教養学部入試対策サイト「WasedaSILS.com」を主催
ICU在学中はThe Weekly GIANTS(新聞部)及びICU Debating Society(英語ディベート部)に所属

<受験形態・合格年度>
2010年度総合政策学部一般入試合格

<予想得点>
英語:8割
小論:7-8割

<併願校>
なし

<慶應SFCを受験するまでのいきさつ>

大学改革のモデル校であり、情報寄りの学際的大学のイメージがあるなど、慶應SFC(総合政策学部・環境情報学部)は高校時代から憧れていた。またICU受験対策サイトを10年ほど運営しており、慶應SFCとの併願の需要が多かった。どちらも非暗記系の試験であり、入学後に比較的学生が勉強する環境があることなど、共通点が多く、対策する価値を感じた。


<慶應SFCへの期待>

(入学するとしたら)ネット関係の授業、特にWebと社会のあり方、オンライン教育


-入試対策-

<英語>

(対策)
ICU対策と同じく徹底的に過去問を解きまくる作戦。総合政策の過去問を20年分(1990〜2009年)解いた。 さすがに20年やってしまうと癖が出てくる。併せて環境情報の過去問の相当数をこなした。

(試験)

実際の試験では大問1が心理学的内容、大問2が美術館に関するものであったので、大問2の方が解きやすいだろうと思い、大問2から解くことにした。

しかし実際には大問2の方が解きにくく、内容は過去問の中では比較的難しく、また内容一致の問題が非常に解釈の余地の多い設問が多かった。

しかも試験開始30分くらいに前の席の受験生が貧乏揺すりを始めた。階段教室で前のイスとこちらの机がダイレクトにつながっており、振動がもろに伝わってくる。しかもずっとやっているわけではなく、たまにやられるので試験監督を呼んでの注意がしくにい。振動がひどいので問題冊子を手で持って問題を解いていた。しかし途中で足ゆすりが止まらなくなり、周りの受験生も気にし始めているのがわかったので試験官を呼び、注意してもらった。集中が必要な長文ではきつかった。結局大問2は十分に集中できず、問題も難しかったので、7割程度の出来だった。

気持ちを切り替えて大問1に戻る。こちらは「自分の親しみのないこと、コントロールできないことを人は恐れがちである」という内容の心理学的なトピック。特に子供を持つ親の感情に注目したものである。一見とっつきにくい文章だったが、読んでいるうちになかなかおもしろい内容であるとわかり、一気に50分ほどでゆっくりと解いた。こちらはあまりミスがなく、9割程度のでき。

解答速報でのリーディングの出来は全体で8割。大問2で集中できなかったことが合格発表までずっと気になってしょうがなかった。

<小論文>

(対策)

英語と同じく1990年からすべての過去問を解いた。とにかく量をこなし、慣れることが大切。

過去問20年分を解きまくり、書きまくり、出題の意図やメッセージ的なものをつかんでから臨むようにした。小論の勉強法は下記の通り。

.1.とにかく自力で一度答えを出す。最後まで書く。知識がない分野でも諦めない。むしろ過去問から知識を学ぶ。

2.メモをとりながら読む時間、構成を考える時間、書く時間など、なるべく事前のスケジュール通りにやる。

3.ペンで書かず、PCで打ち込む。鉛筆は20年分やるには時間がかかりすぎる。各年度1時間半以内に終わらせる。なお構成はペンで書く。ペンで書いた構成を元にPCに打ち込む。この際ペンでは不可能な手直しをしないようにする(文章を丸ごと入れ替えるなど)。基本的に一度打った内容は、最後の箇所以外は直さないように打つ練習をする。

4.最も自分の考えに近い解答例を選び、PCで打ち込む。パターンを覚える。

5.解答例を参考にし、最終的に自分なりの解答を仕上げる。できあがった論文を打ち出し、漢字を抜き出し、手で書けるかがあいまいな漢字のみペンで書く練習をする。漢字さえかければ手書きでも再現できる。

逆に手書きだとどうしも知っている表現以外を避けるようになってしまうので、一度PCで全力で文章を書いてから漢字や表現のみ手書きで見直すのは効率がよかった。

これを全過去問でやった。最初は小論独特の作法がわからず、まったく的外れな内容を書いてしまっていたが、10本ほど書いた時点で大体自分のパターンが確立してきた。残りの10本はパターンをアレンジする形で短時間でこなせるようになった。最終的には1本1時間程度で仕上げられるようになった(PC使用の場合)。

小論と一口に言ってもかなり種類があるので、SFC受験者はSFCの過去問を解きまくるのが一番よいと思った。

(試験)

介護従事者の離職問題が出題された。介護に関するトピックは特に準備していなかったが、若年層の離職は一般的な社会問題と言えるもので、書きやすかった(そもそも自分自身出版社を辞めた経験があった 汗)。

出題形式が変わり、より特定の内容を短い文章で答える形式になった。ここでも様々な構成を考え、文章化した経験が役立った。

形式の変化にやや戸惑ったが、自分なりに満足のいく答案が書けたと思う。


<その他受験に関するアドバイス>

・ICUの社会科学の過去問が総合政策の出題と重なるため、併願の効果が大きい。

・会場は藤沢ではなく、日吉。

・昼食は学食・カフェでは取れない。持ち込んだ弁当などを教室か外(=野外)で食べるしかない。広々とした学食はすべて試験官・学生スタッフ用に確保されており、一般受験生は立ち入れない。しかし本来は客である受験生に使わせるべきだと思う。3万5,000円の試験にしては待遇がよろしくない。



<最後に一言>

・英語ができればかなり読める試験かもしれない。

慶応SFC合格証1
慶応SFC合格証2