慶應SFC合格者インタビュー3 英語長文は量をこなした
(なかなかに壮絶な環境ですね。慶應SFCの英語長文対策はどのようにされましたか?)
英語長文は1年生の頃からかなりやっていました。
参考書はやった順に以下の通りです。
・基礎長文問題精巧
・標準長文問題精巧
・速読英単語必修編
・速読英熟語
・速読上級編(ここまでで高1)
・Z会のシリーズで多読英語長文
・Z会 リンダメタリカ
・アカデミックのシリーズを4冊 上級・中級などに分かれており上級まで4冊
・横山のロジカルリーディングのシリーズ 2冊(実際は3冊?)
・一橋英語15カ年
・阪大英語15カ年(やったのは10年分)
・慶應SFCの問題両学部(12~13年分)
(かなりのペースですね)
高一で始めたころは1長文を読むのに3日かかっていました。
このペースで速読英熟語までこなしました。
その時には大体1日1長文を読めるようにはなっていました。
当時のスタイルは、
1.長文を読む→2.自分で和訳→3 .テキストの全訳を見る→語彙・構文を覚える
という流れでした。
しかし途中で非常に効率が悪いことに気がつき、スタイルを以下のように変えました。
1.長文を読む→2.テキストの全訳を見る→3.単語・構文を覚える
つまりテキストの和訳を先に読んでしまうことで、全体像が先にわかり、分からないポイントなども短時間で明確になりました。長文の数をこなし語彙や構文を覚えるためのトレーニングと割り切り、自分で和訳を出さずに先にテキストの訳を読んでしまうことで、飛躍的に読むスピードが上がりました。
一気に一日に4つ読むようにし、次の日は新しい英文4つと、前の日の4つの英文の復習もしました。
90分で4長文を読むペースになります。
開き直って、和訳を読むようにして、ちょっと分からない構文などは丸暗記してしまいました。自分で英文を解釈する練習ではなく、一つの長文から覚えられればいいという考えに変えたのです。
(解釈をするよりもですか?)
即単などは長文読解の問題が付いていなかったので、語彙を吸収するテキストと割り切りました。
アカデミックやリンダメタリカも同じやり方ですね。
ロジカルリーディングはちゃんと自分で解いて、答え合わせをしました。
その他一橋などで英文解釈そのものの出題がありましたので、
英文解釈の問題集、英文解釈100の技術とポレポレ(西先生)をそれぞれ2,3周しました。
こちらは日本語にする練習をしました。
(おもしろいやり方ですね。慶應SFC受験を意識して、そのような勉強をされたのですか?)
そうですね、大学別の「合格作戦」や、TOEFL/TOEIC対策のやり方をまねていましたね。