慶應 SFC合格者インタビュー4 英語ハイスピード勉強法 他教科の相乗効果

2019年1月17日

(英語をハイペースで勉強して成績が上がったとのことですが、この勉強法はどこかで紹介されているのですね?)

ええ、大学を出てしばらくプラプラしていたが、その後集中的に勉強して35歳でハーバードに行った慶應卒の方がいるのですが、その方のTOEFLの勉強法を参考にしました。
莫大の英文をこなすという手法ですね。紹介されていた勉強法ではもっと膨大な英文をすさまじいペースで読んだそうです。

この勉強法を参考に、伸びるかどうか分からないが、とくかく英文の量を増やそうと思いました。

また自分は国公立も受験するため数学も必須でしたが、数学が苦手だったので、そのための勉強時間も必要で、一日2時間くらいしか英語に当てられないという制約もありました。
とにかくこの2時間は集中してやっていました。

(それにしてもこなした英語長文を見ると膨大な量に見えますが)

わりかし雑にやっていくので、3年間で割るとそれほど量はありませんでした。
英語は他の教科の息抜き的なところもありましたので。

またこれは慶應SFC対策に特に言えることですが、小論文の勉強と、英語が同時にできたら効率がよいですね。

横山ロジカルリーディングに「現代文・英語・小論文は同じロジックを共有している」ということが書いてあって、共感を受けました。

つまり小論文や英語で出てくる内容は、言語は違うが、背景やロジックは共通しているものがあるということですね。

(具体的にはどういうことですか?)

例えば現代文の勉強に分野別に英単語をマスターするというリンダメタリカを使用しました。現代文で出た分野に該当するリンダメタリカの背景知識の内容を何回も繰り返し読むのです。

現代文は基本的に話題となる内容や論点、話題を把握すれば答えられます。
また本文はある特定の話題・トピックの中に論点があり、その論点に賛成か反対かというパターンが多いので、後は補足であってり、それに付け加えにすぎないわけです。

(なかなかうまいやり方ですね)

最後は教科数も多くて英国に時間が割けず、せっぱつまっていたので、横山先生のやり方を参考にしました。
慶應SFCの英語に出てくる長文では、様々な論文が出され、色々な分野の背景知識があると有利な部分があります。
国公立型の人は、高校の授業をしっかり聴いてもよいかもしれません。
わざわざやる必要はないが、どうせ授業をやらなければならないなら、慶應SFCは2科目だが、国立型の勉強が有用な場合もある、という意味ですね。

初見で何の背景知識もなしに慶應SFCの英語長文を読みこなすのは難しいかもしれません。