慶應SFC 英語対策 英単語学習

2019年1月17日

(他と比べると特色のある慶応SFCあたりはかなり勉強しにくかったのではないですか?)

ええ、先生から情報などは全くなくて、自分なりに分析して勉強していきました。
それが逆によかったかも知れません。

(慶應SFCに進学された先輩のアドバイスなどはありましたか?)

慶応SFCに進学した先輩は東大に落ちて、数学で受けたら受かったというタイプでしたので、英語受験の自分にはあまり参考になりませでした。

意外に市販の合格作戦本などの体験記が役に立ちましたね。
早慶の私の合格作戦などという本です。
一つか二つ役に立つSFC受験体験記がありました。

(具体的には?)

そこに載っている方の英語の勉強法を参考にしました。
そのアドバイスによると、とりあえず最初に構文のかなり難しいテキストがあってそれを高3の一学期までに完璧にしてしまうというものです。

単語・熟語・構文のテキストを高3の一学期終了完全に仕上げてしまうわけです。
それらの参考書は完璧になるまでやります。

(それはかなり大変そうですね)

隙間時間などを活用していましたし、それほどではありませんでした。
DVDやフラッシュカードなどの教材を細切れの時間にやったりしていました。

(最近はフラッシュカードというものが出回っているようですね。それは市販されているものですか?)

最初は市販のものを使っていたが、数が少ないので、100円ショップで厚紙を買ってきて自作していました。

(厚紙に自分で書くのですか?)

ええ、小学生が工作でよく使うちょっと厚紙のような紙を使いました(笑)。
表に単語、裏に意味を書きます。
最初は1つの意味だけを各のですが、だんだん意味を足していき、最終的に1単語に4つの意味を覚えます。
このカードを一日500個とか見るわけです。

単語に関してはアカデミックという参考書をかなりやり込みました。
これは背景知識と単語が一体となったタイプの参考書ですね。
私立対策で5冊出ているのですが、この内の中4冊までやりました。

このレベルまでやると、英語の難しい慶應SFC以外の大学の英語が簡単に思えてきます。
阪大や一橋あたりは簡単に思えました。

(慶應SFC受験でも結構単語は大事ですか?)

単語覚えるは無駄という人もいますが、私立文系だとせいぜい3科目なので、時間はあります。細切れの時間に、あまりいやにならないという人はどんどんやった方がいいです。
(英語は単語中心という感じでしょうか?)

いえ、必ずしもそうではなくて、単語や語彙は机に向かってはやっていません。
細切れの時間を活用していました。 朝起きた時間、寝る前、テレビを見ている時などですね。
全寮制の割にはわりかしゆるい感じで、7時に起きて12時頃ご飯にいってそれから自習という感じの生活でした。

(内職をするわけですね?)

内職を通り越して、机を勝手に移動して、外に出て自然を見ながら音楽を聴きながらというレベルでしたね。自然環境はよかったので(笑)

(他の方もこんな感じなのだったので?)

授業を聴かずにゲームをしている生徒とかがいましたね。
推薦のために勉強をしている人はいたが、受験勉強を終始やっているのは自分くらいでした。

(結構一人でやったという感じですね?)

ええ、受験の環境としてはほんと酷かったですね。

(寛大と言えば寛大な高校ですね)

好意的に言えば寛大ですが、授業内容に関しては自分は恨んでます(笑)

外から聞くとおもしろそうな高校かも知れませんが、
最初転校して入ったときは全く勉強しない環境に泣きそうでした。
自分のいた学校は中高一貫だったので、8,9割は中学から上がってくる感じでしたね。

(次回英語長文対策に続きます)