慶應SFC合格者インタビュー 小論文のアイディア

KEIOSFC.COM講座受講者インタビュー

今回は総合政策学部・環境情報の両方に合格されたKさんにお話を伺いました。
(WasedaSILS.com講座を合わせて受講)

<SFC英語関して>

SFCの英語を初めて解いた時はとても長いと思いました。初めのうちは、大問一つに1時間以上かかっていて、大問が2つ以上ある本番では厳しいなあと思っていました。

(どのような対策をしましたか?)

私の場合、SFCの過去問をやりながら、併願校の英語の問題もやったのですが、それがよかったと思います。特に早稲田国際教養学部(SILS)の問題は役立ちました。SILSの問題は量が多く内容も高度です。また、小説も出されます。解いている内に、以下のようなことを意識するようになりました。

・細部の細かいところは見ないで、あらかたどういう話しかを見る
・あまり単語にこだわらない内容を把握、あまり文章を分解して読む
・短時間で全体を読む事を繰り返す
・雑でもよいので、枠をとらえる
・あまり細部にこだわらない

(語彙はどのように勉強しましたか?)

SFCの問題も初めてやった時は難しく感じていて、
分からない単語が3,4個並んだら相当厳しいと思いました。
当日の頑張りとかではどうにもならないレベルです。

AO入試も意識してTOEFL対策をしていたのですが、そのTOEFL対策が役立ちました。

ちなみに、英語でも総合政策と環境情報では少し問題の傾向が違っていて、
個人的には思想や哲学なども出てくる総合政策の方があっていると感じました。

また、大学入学後の学部の特徴も入試問題に現れていて、大学の意図がしっかりしていると思いました。入学という具体的なゴールが見えているので、モチベーションが保たれていたと思います。

(SFCの英語の過去問はどれくらいやりましたか?)

約10年分やりました。

(小論文の対策はいかがですか?)

最初に見たときに、これは無理なのかと思ったほどです。これは付け焼き刃でできるものでもないのかもと思いました。

一定の人はもしかすると自然に、勉強しなくても書けるのではないかとか、
英語でいう帰国子女みたいな人もいる一方で、できない人もいるだろうなと

例えば2008年のマニフェストの問題とか、どこを引用するかとかすべてお任せで、あまりになにをしていいいか分からず、最初は1文字もかけないという状況でした。

(英語と比べるとだいぶ遅れをとっていた感じですね?)

全然やったことがなかったので、どっからどうやっていいのか分からない状態でしたね。
初めの内は、これは良い悪いを書いて良いかすらわからない、とうい問題が多く見えました。これは今の私が頑張ってもしょうもないから、そこから本を読み始めました。

(それはどういう本ですか?)

過去問に学部の方針がよく出ていることは問題を通して知っていたので、まずSFCの事をよく知っておこうと思いまして、SFCの先生方が書いている、『総合政策学』、『コラボレーション』などを読みました。また、ソーシャルデザイン関連の本なども読みました。

『総合政策学』に関しては学術書のような本で、今まで小説とかエッセイなどを読んでいたので、ちょっと難しかったです。小論文に直接役立つかはわかりませんが、SFCの授業を受ける上では役立っていて、結果的にその本はよかったですね。

(SFCの小論文対策で難しかった点はどのようなところでしたか?)

アイディアをまとめるのが難しいと思いました。

実際に書いてみると、制限された範囲のなかで、適切な順位で体裁もよく書くのはとても難しいです。さらに点数も取らなければいけない、加工も求められる。

また、客観視するのが難しいとも思いました。

書いていると盛り上がってしまうところもありますし、読み手が分かっていると前提としてしまうような事もあります。油断すると熱量だけで書いてしまって、小論文ではなくて、自分の趣味の文章となってしまう。

また、好き嫌いもあって、好きなことに関しては1200字とかでは足りないくらいでしたが、
政治経済ネタだと全くあまってしまうというような状況でした。

(それはどのように克服されましたか?)

過去問をたくさん解くことで掴んだところがあったと思います。

自分な好きな情報もいれつつ、自分の中で達成感もあった、
あれを書いた時点で、書き方とかを勉強するよりも
体裁とかよりも、アイディアをもっと入れることを重視するようになりました。

出題された問題にどれだけ楽しく応えられるか、独自の情報を調べて、回答に入れるようにしました。

(具体的には?)

少しとりとめのない内容になってしまいますが、例えば過去問で身体知に関する内容を書いてから、元々やっていた音楽に関連した内容をリサーチしました。ヴァイオリン矯正器具やピアノ矯正器具、サポーターとか、ここがこうだったらいいのにとかメモしたりとか、こういう製品があったらいいなとか、音楽界をみたらこういうリーダーが必要だなとか。自分の考えたことを調べて使える情報としてストックするように意識しました。

また、例えば図書館やデータベースといった内容もよく出題されていますが、その際は、
世の中で何がデータベースかされているのかとか、
食べ物を集めた展示、本で登場するご飯が食べられる飲食店など
実例を元に自分のアイディアを練りました。

自分なりのメモなのでまとまりはないのですが、
自分がデザインするならどういうものがいいとか
日本語が発展していくにはどういう図書館がいいのか
テクノロジーで失われるものをどう補助するのかとか
五感をいったりきたりする、例えば音を味わうとか視覚聴覚を行っている研究室がある、なということを調べて、考えるという手順です。

リサーチに関しては自分が楽しんで調べられる分野というのが大事だと思います。
また、SFCの入試は一定のパフォーマンスを求められますので、均一な答えを出すより、
読み手を楽しませたり、納得させたりする努力をすべきだと問題演習を通して思いました。
倍率が5倍とか6倍の試験なので、平凡なものを書いても目にとまるかとまらないですし、絶対細かくは読んでいないです。なので私は自分なりのおもしろさを追求しました。

添削を受けた際も、自分が楽しく書いた方が添削の評価がよかったですね。

(メモというのはノートにまとめたのですか?)

そうですね、でもネタ帳みたいに分野ごとというよりは、
びっくり箱みたいな、あまり整理されないまま、情報や考えをどんどん入れていきました。

あまりきれいなものを作っては結局テキストのようになってしまって、偏ってしまう気がしますね。そういうものは共感を得られないかもしれません。

また、KEIOSFC.COMの教材にある、過去に合格した人の答案からのキーワードを書いていって、自分のものにしました。
一人よがりにならず、かつ、試験の壺を押さえつつ、アイディアを活かすには、過去の合格答案を押さえることも大事です。真似をするというよりはアイディアを表現するためのキーワードですね。

(実際の試験はいかがでしたか?)

総合政策に関しては、過去問や合格者の解答例で共通して出てくるキーワードをまとめたのがすごくよかったですね。総合がうまくいったので、環境情報もリラックスできました。こちらは自分の用意していたアイディアを応用しつつ、うまく問題に答えられたと思います。

(SFCに合格した感想は?)

普段考えていることがそのまま試験で評価されたのがうれしいですね。
赤点を一杯とっていたが、学校外の音楽とかスピーチとか、そういう活動は積極的にやっていました。受験勉強の段階でこんなに評価されるのは、ある程度の自己表現が求められるSFCの入試ならではだと思いました。

(どちらの学部に入学するかは悩みましたか?)

受かってからすごく悩みました(笑)。

環境情報にいくとプログラミングが8単位、
総合政策プログラミング4単位、語学4単位

総合政策でも環境でも問題なく取れる。隣の人のどの学部かも分からないくらいその垣根は低いです。入門科目は分かれているが、やっていることは同じですね。言語かプログラミングかで選んでよいと思います。

(環境情報の方が理系寄りですか?)

そんなことは全くないですよ。環境の対策をしてきた人が総合にうかったとか
英語は苦手だが、数学が大得意という総合の人もいます。

(実際入ってみると、面白い人が多い?)

そうですね、とある楽器で日本一の方とか、ボカロで作曲している学生とかいますね。
でも意外に普通の大学生という感じの方が多くて、中にはキャピキャピした人も多いという印象です。

SFCの印象としては、能動的で、問題はどんなだと思う、生徒側に任せられるものが多い。
Twitterで授業のフィードバックをして、授業が変わっていくとか
生徒が授業を作っているという感じがする面も感じます。

また、SFCは入学後も様々な部分でパフォーマンスが求められると感じます。
自分をうまく売り込む、エンターテインメント性やセルフプロデュース力そういうものを持っているや目指している人にはとてもよいところだと思います。

一部分に特化している人は他の部分に影響を与え、特化している人同士が全然違うものが生まれる、そういう相互作用が楽しいと感じています。

カテゴリー: 一般入試, 小論文, 英語 パーマリンク

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