慶應SFC総合政策学部合格体験記 ま—さんの場合

<お名前>
ま—

<プロフィール>
出身高校:田園調布雙葉高等学校
 医学部志望の一浪、駿台予備学校在籍。
 現役時は医学部のみを受験し全滅。

趣味:読書、ピアノ、スポーツ

部活:合気道

特技:英語スピーチ


<受験形態・合格年度>
一般入試(センターなし)・2011年度入試合格

受験学部 = 総合政策学部
合格学部 = 総合政策学部

<予想得点>

受験科目 = 英語
英語得点 = 9割
小論文得点 = 6割

センター得点 = 私大専願の為、センター未受験。

<併願校>
慶應(医、経済A)
慈恵会、順天堂、東邦、女子医など(いずれも医)

<慶応SFCを受験するまでのいきさつ>

二浪は許されない状況下、医学部全滅の危機に備えてどこかしらの併願校を選ぶにあたり、慶應の学部に出願しようと考えたから。
環境情報と総合政策とどちらにするか迷ったが、医学部との日程の兼ね合いで総合政策を受験。

<慶応SFCへの期待>

総合政策ということで、様々な分野のことを広く浅く学べるのではないか、と考えている。自宅から遠いのが難点。AO組とうまくやっていけるかが少し心配。


-入試対策-

<英語>

理系だが数学が苦手、しかし英語は偏差値70(駿台模試)で安定していたので、英語受験を決めた。正直、総合政策の2日後に迫った医学部の方が大事だったので、前日に過去問を2年分解いたのみ。
普段から沢山英語を読むこと、速く正確に読む練習をすることがポイントだと思われた。
私は個人的に日頃から英文を音読する習慣をつけていたが、これにより英語のリズムが身に付き、必要最低限の構文や単語も一緒に覚えてしまうことができたので、音読をすることをお勧めする。
(ただぼーっと音読しているのではなく、文の意味や切れ目、発音を意識するとなお良いと思われる)
本番では50分で全ての問題を解き終え、見直しも2回ほどできた。

 

<小論文>

医学部志望なので、週1回ペースで医学部対策用の小論文の授業に出ていた(しかもしばしばサボった)。対策はこれのみ。前日に、傾向だけでも把握しておこうと思って過去問に目を通した。読ませる量が多いから、読むスピードは大体このくらいかな、と目途をつけた。
元々頭が文系よりで、国語も得意だし読むスピードも速いと自負していたので、そんなに怖くはなかった。
理系である方が、文章を組み立てる際に論理的な思考ができるのでやや有利かも
しれない、と思う。これを美しい日本語で書ける為には文系の力が必要だが、普段から色々な本に手を出していれば問題ないと思われる。
本番では80分で全てを書き終え、数回に渡って推敲した。
自分ではうまく書けたと思っても、実際の評価は全然分からない(予備校などに提出していない)ので、自己採点は少々弱気。



<その他受験に関するアドバイス>


毎日少しずつ勉強していれば、特別な対策は必要ないと思う。
試験中は、時間配分に気をつけることが重要。
見直しの時間は絶対に必要(長ければ長いほどいい)から、その時間を確保するために逆算して、どのくらいのペースで問題を解くかを考える。それを踏まえて、今の自分に足りないことを考えてそれを補っていけばいい。そういう意味で、過去問は有効活用できるだろう。


<最後に一言>

医学部受験の勉強という制約の中で慶應SFCに合格できて良かった。

 

<追加の質問>

(英語はかなりの解答スピードですが、具体的にはどのような英文を読んでおられましたか?
また音読は音声を伴った教材?もしくは既存のテキストを自分で音読?)

特別な音声教材などを使わず、ごく普通のテキストを使っていました。
学校指定の教科書ですとか、予備校で配布された長文読解用のテキスト、
模試の問題や過去問なども時間があれば音読していました。
文法問題の勉強や単語帳などが嫌いでしたので、
英語の勉強は音読だけだった、と言っても過言ではないと思います。

(小論文を80分で一端完成されているのはかなりのスピードです。
スピーディにこなすコツなどはありますでしょうか?
また推敲という場合、原稿用紙の内容を一気に書き換えたりするのは手書きでは厳
しそうですが、これは漢字や表現などのミスを探すという作業でしょうか?)

日頃から読書量をこなしていたことがスピーディーに「読む」為のコツであると考えています。
速読に関してはこれ以上何も申し上げることが出来ません。

スピーディーに「構成・清書」することについては、

・設問に目を通しながら、出題者が何を重要視しているか考える
→適宜下線などを引いて目立たせ、後で書く際に忘れないようにする
・課題文を読みながら、常に設問のことを意識する
→課題文の要所要所にもマークして、ここは設問に合致するのではないか、
ここを中心に話を広げていくと書きやすそうだ、
ここはちょっと自分でも疑問だから後でもう一度注意深く読もう、…と考えている
・実際に書き始める前に、メモ書きをする
(この時点でおおよその構成—内容や字数など—は頭の中にできあがっています)
→内容について、これから書いていこうと思っていることの再確認メモをする
実際に書きだしてみることで、矛盾点がないことの確認、足りない要素、
突っ込まれてしまうかもしれない要素に気づける

小論文を書く際は、常にこれらのことを行っています。
これらを行うことで、書き出しに要する時間が他の人よりも短くなった気がします。
書くスピードも速いらしいので、書きあげることにそんなに時間を要したことはありません。

今回は入試ということで、書く際は慎重に言葉を選んで書きました。
段落をひとつ書きあげたら文章を見直してそこで修正することもありました。
全てを書きあげたらこの時点で大幅な推敲はできませんが、誤字や脱字はないか、
読点の位置が不自然ではないか(不自然と判断したら前後の文章を少しいじります)、
表現が不自然でないかどうか、などをチェックしています。

※表現が不自然というのは、最初から最後まで目を通したときに「なんだか違和感がある」
「読んでいて気持ちが悪い」と判断したとき、該当箇所を大幅修正することがあります。
段落の切り替えやマスの数などと相談しながら、1文ないし2文を全削除・変更してしまいます。
今回の入試でも、3文ほど削除して、より良いと判断した文章と差し替えました。

また、 予備校の先生から、「試験本番では自分が天才だと思え」とアドバイスを頂きました。
これくらいの強気で臨むと、できなかった設問なども引きずることなく
自分のベストの状態を保ちながら問題を解くことができると思います。

 

少しでも将来の受験生さんたちの手助けになれれば幸いです。

 

 
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